小林麻央さん、標準治療を受け入れず… 命を奪った忌わしき「民間療法」
■小林麻央さんの命を奪った忌わしき「民間療法」(上)
デイリー新潮 2017年7月13日 08時01分 (2017年7月14日 02時09分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20170713/DailyShincho_523429.html
1年前の海老蔵氏の会見の時から、事実関係・治療経過が不明瞭なままだったので、ずっと気になっていました。
もちろん、公表する義務なんてないのだから、そこを責めるつもりもないのですが、ここまで大ニュースになってしまうと、やはり、悲劇に至るまでの経過と、それに対する検証・評価が知りたくなってしまいます。ブログにも書かれていましたが、後悔していることがたくさんあるんでしょうね。むしろ、そうであるからこそ、治療経過を公表したくないのかもしれません。
とはいえ、ボクだって突発性難聴になったときは、標準治療とか民間療法とか、いろんなことを考えて悩んだわけなので、病気になった時の対処・選択にまつわる問題は、他人事とは思えないんですよね。乳がんと同列に並べるような病気じゃないですけど……。(^^;;
ボクが病気の時に意識したのは、「あとあと後悔しないで済むような選択をすること」です。実際にやったのは、以下の4つ。
(1) 標準治療、
(2) 東京医科歯科大で行われている先端治療、
(3) 民間療法(針)、
(4) 民間療法(整体)
優先順位も、ほぼこの順番。
民間療法を優先するような選択をすると、あとあと後悔するかもしれないので、そこはかなり意識して、いかに両立できるかを常に考えていました。
実感レベルの話でいうと、結果的に一番効果があったのは(2)になります。聴力ゼロが20%くらいに戻っただけなので、実生活上のありがたみは、あまり感じませんが、それでもゼロよりはましというレベルです。
もっと早く(2)を始めていたら……と考えることもありますが、発症時点でそこまで調べるのは不可能です。だから、「やれることはやった」という自負がありますし、そんなに後悔はしていません。
――こういう問題については、日ごろの心構えが大切だと思うので、書いてみました。
ちなみに、数年前に、知人ががんになった時も、「あとあと後悔するを避けるためにセカンドオピニオンをとるように」と勧めたのですが、その人はちゃんとセカンドオピニオンもとって、今は普通に仕事をしています。
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