「カルト村で生まれました。」

　マンガ「カルト村で生まれました。」を読了。

　これは、「ヤマギシ会」（ヤマギシズム）
　　　（明記はされていないけど、９９％間違いない）
の村で生まれ、18歳まで過ごした著者のマンガ自伝。この本では小学校時代が主で、続編もあるらしい。

　ヤマギシ会は、私の母校（大学）でも当時、大々的に宣伝していたっけ。こうゆう団体だったとは。エコとかロハスとかを唱える団体って、どうしてもカルトっぽくなるけど、そういうものの元祖みたいな。目に見えない、霊界などについて言わないだけで、外形的にはカルトっぽい。

　そういや、ヤマギシ会を「日本のアーミッシュ」と評する向きもあるげな。確かに少し似ているかも？


　子どもも１日２食（朝食抜き）とか、衣類共用とか、お金を使わないとか、とても無理があるよね。少人数の大人で子どもの集団生活をみるせいか、体罰も横行していたらしいし。子ども労働は虐待では？と一時問題になったっけ。

　　※　現在のヤマギシ会は、批判を受け、上記の点を色々改善しているらしい。

　ただ、高等部を終えると、続けるかどうか？子どもが選択できるらしい。それは初耳。

　続編も読んでみたい。