人生には早すぎると言うことはあっても

最初この人を見た印象は『とても優しそうなひと』

俺も通りがかりの女子高生から『キモい』って何度も言われた経験がある。
普通より１年早い満６歳で小学校に入学。そのぶん体が小さかった俺は、酷いいじめの
標的にされた。休みみ時間になるたびに後ろから蹴飛ばされ倒れたところを複数の
クラスメートから殴る蹴るの暴行を受けていた。もういじめなどではなく集団リンチ
だった。帰りも突き飛ばされ崖から転げ落ちてすりきずだらけ。
だけど誰も助けてはくれなかった。先生も他のクラスメートも。誰も。
そのせいで対人恐怖や視線恐怖、暴力恐怖やフラッシュバックといったPTSDの症状に
悩まされ続けて、本当に自身が持てなかった。だから下ばかり向いて歩いてた。
不眠症のため目の下にクマができ、顔色は土気色。まるでゾンビみたいに見えたのかもしれない。
あの頃は、人の言葉が怖くて怖くていつもビクビクしながら生きてたな
『キモい』って言われるたびに雷に打たれたみたいにショックを受けて、急いで帰って
布団の中で体を丸めてずっと泣いてた。

転機が来たのは38歳の時、ひょんなきっかけから自分も発達障害じゃあないかと疑い始め、受けた検査で、AS。アスペルガー症候群とわかった。
それからは、20年以上吸ってたタバコをきっぱりやめて、ランニングや筋トレを始め
今は顔をあげて堂々と歩けるようになったし、腕や胸に服のうえからでもそれとわかるぐらい筋肉がついて来たから、キモいなんて言葉もかけられなくなった。
でももしここで人を見下したら、きっと俺を下げずんできた連中と同じなんだろうなって思う。

今は毎日が楽しい。生まれて初めて『陽の当たる場所』を歩けるようになった気がして、
どんどんいろんなことに挑戦していってる。
ランニングで言えば、ハーフマラソン、フルマラソン、トレイルに挑戦したいし、
ボルタリングもできればいつか、ウルトラマラソンにも挑戦したいし・・・・・

この歳で空手も習いたいし・・・・・
この調子で、これからどんなことにも挑戦していけたら。
ジジィになって死ぬときは、グラウンドを走りながら死ねたら本望ってやつかなww

人生には早すぎると言うことはあっても、遅すぎると言うことはない。

この言葉の通りだね

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(ウィズニュース - 07月07日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=4656031