40年

今日は7月7日(金)
40年前のこの日、私は母になった

予定日超過と言うことで4日も前から入院していて
4階までの階段の上り下りして、点滴して
1度帰ろうかと、先生が言われた途端に破水した
でも、疑似羊水とかなんとかよくわからなかったけど、産まれるとき、卵膜はしっかりしていたというから、破水じゃなかったような＾＾；

産科の予備室で12人のお母さんを分娩室に行ってらっしゃいして、赤ちゃんの産声を12回聞いた
だから産科病棟に行ったときには、やっと産まれたねって、おめでとうとみんなに言ってもらった＾＾

3ヶ月から5ヶ月まで2ヶ月悪阻で入院していたから、看護師さん達もみんな、産まれたねって＾＾喜んでくれて

悪阻で入院したとき立って歩けないほどの痩せ方で、体重を量るのに師長さんがおんぶして計ってくれた、けど、体重は教えて貰ってなかった
歩いて体重計に乗ったとき40キロ越したと言ってその師長さんが喜んでくれたから、30何キロだったと言うことだと思うけど

ああ、そんな時代もあったのに、今や二人分くらいの体重…どうしてこんなことになっちゃったんだろう

とにかく、もう産みたいですと、産科の予備室から分娩室に行かせてもらって
予備室に居る方が楽よ、とか言われて
まだまだだからと、先生は食事に行ってしまうし
あら、早いかもしれないと、助産師さん
私超安産
先生を呼んだけど、先生が来たのは、もう産んでからで、赤ちゃんが生まれただけでまだ他の処置が残っているのに、先生は食事に行ってしまって
楽じゃない分娩台の上で待つことしばし…

男の子でホッとした
夫の母が、女の子より男の子と言う人だったから
跡取りがなくちゃ困るだろうと…

ホッとしたけど、女3人で育って、周りに男の子が居ない、私に男の子が育てられるんだろうかと思ったのもあった
だからか、危ない危ないと、大事に大事にしてしまったから、長男はほとんど転んだ経験も無いほど
出掛けるときに手を離したことはないし

言うことをきく子だったからだけれど、育てやすい子だった
昼寝も2時間も3時間もしてその間に掃除も夕飯の支度も全部出来て、お腹がちゃんと動いてるかな息してるかな、って早く起きないかなって…寝ない子のお母さんにはうそ〜って言われたけど

でも食べなくて困った、その前に、飲まなくて困ったけど
母乳は出たのに、そんな足りない母乳に頼らずミルクを飲ませなさいなんて言われて､ミルクを変えても何しても飲まない
いつも半分以上のミルクをドボドボと捨てていたような

下の子ども達のように母乳だけ出よかったんじゃ無いのかと後では思ったけど
近所の未熟児で産まれたこと同じ様な大きさで、そのままちっちゃい子になっちゃった
もう少し背が欲しかったんだと思うけど
でも、人間なんでも持っているより、背の小さいコンプレックスぐらい有っても良いよねなんて勝手に母は思った

あの日に生まれた長男がもう40歳だって＾＾
なんだか不思議だ＾＾

今は4年と1年の男の子の親でＡ子とも仲良くやってくれているのが何より＾＾

男は子どもを産めないんだから産んでくれたＡ子を大切にしないとねって言うけどずっと仲良くジジババになるまでと、母は思っているから

母にしてくれてありがとう
長男、誕生日おめでとう＾＾