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2017年07月02日18:24

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青島の中国海軍博物館

 2017年6月24日(土)、10年ぶりで中国は青島にある中国海軍博物館を見学してきました。
 前回訪問した際には古い建物を取り壊して拡張準備が始まっていたのですが、ようやく新しい博物館の全容が見えてきたような状態です。完成までにあと3〜5年くらいはかかりそうな雰囲気ですね。

  展示エリアが狭くなっているため、固定翼展示機は狭いエリアにゴチャゴチャと詰めて展示され、しかも展示エリアの半分は建設中の駐車場の工事のために近寄ることが出来ません。さらに工事側の機体のキャノピーには保護(養生)のためかシートがかけられ、魅力半減。
入場料半分返せ〜っ!

 今回の訪問の主目的は昨年10月に回航され、今年4月24日より一般開放された原子力潜水艦「長征一号(091型401艇)」を見学するコト。見学には30元の入場料の他、100元の見学料が必要です。チェックゲート前に集合し、概ね8〜15分間隔で10数名ずつの小集団ごとに、ガイドがついての見学ツアーとなります。
 艦首から艦内に入り、魚雷装填室、居住室、厨房、操舵室、駆動機を見学して艦尾から退艦という流れですが、インターネット上に流れている原子炉制御盤のある区画(一番見たかったトコロ)は公開されませんでした。

 なお艦内は撮影禁止。
 というか、チェックゲートで小物を全てロッカーに預けさせられるので、外観すらも近くでは撮ることが出来ません。ま、スマホやタブレット端末を持ち込んで撮る強者もいましたけど・・・。(さすがは「上に政策あれば、下に対策あり」のお国柄と思いましたデス)
 
 ということで、潜水艦のセイル付近を撮るなら博物館内の隣のバースからか、外部の観光船発着場辺りから狙うしか手がありません。光線加減は午前中の方が良さげです。

<関連情報>
1. 「除染証明書」の複写版が何か所かに掲示されてます。
“アナタは紙を信じますかぁ?”

2. 以前展示されていた「漢」級ディーゼル潜水艦(033型237艇、旧ソ連の613型ロメオ級)は何処に行ったか判りません。
   (2012年9月6日訪問者のBlogで存在確認するも、2013年3月9日訪問者のBlogでは閉館中であり、小青島からみて潜水艦は存在しなかったとのこと。隣の駆逐艦「鞍山」を確認している人なので、見つけられないハズがなく、この時点で存在しなかったのは明白)

  一方で、大連旅順や威海に同型の潜水艦が近年展示されました。
  同型艦は数多く運用されていたので、(回航・展示ではなく)スクラップにされちゃったかな?

3.博物館より市内側(北側)にある観光船埠頭に「博物館北口」があり、入れるようです。
  が、ここの入場料金は10元高い40元。 この差はどこから来るのかな???

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