アニメ徒然３６７

　梅雨も明けないうちにもう７月か。恒例の夏の新作ＴＶアニメラッシュがいよいよ始動した。ともあれ、終わる作品の感想もいってみよう。

・リトルウィッチアカデミア
　アッコとその友人たちの魔女の活躍で、戦争の危機は回避された。有り難うリトルウィッチ。いやしかし、普通の凡人であるヒロインが努力、友情、勝利で大団円を迎えるのは実に心地良い。トリガー作品の中でも一番良かった。東映の魔女っ娘路線を越えたかも。朝の８時台に放送しても違和感ないのに、深夜枠だったのが惜しい。
　
・ゼロから始める魔法の書
　ラスボスがヒロインに協力して魔女との戦争回避したのは予想外だった。それはいいが、結局獣人の傭兵との痴話喧嘩に国が丸ごと巻き込まれた感じが拭えないのがつまらん。同じ魔女の物語で「リトルウィッチアカデミア」とえらい差があるな（苦笑）。国の外への旅として２期有りの締め方だったが、正直要らねえ。
　
・終末なにしてますか？ 忙しいですか？救ってもらっていいですか？
　ヒロインがラストで転生して勇者も生き残ったようだが、お涙頂戴の悲劇での幸福論なんて、後ろ向き過ぎて後味が悪い。剣と魔法のＲＰＧ勇者物語で観てる側が救われないのはファンタジーとしてどうなのよ。
　
・ID-0
　イドさん格好いい（笑）。人類が侵略宇宙人と遭遇して、相手を全滅させることなく、戦いを終結させた手腕は天晴れでした。よく１３話で壮大な宇宙ロボットＳＦ纏めたものだ。最後の戦いが地球圏近郊とか、人類の脅威に宇宙軍を協力させるとか、露骨なスパロボ参戦フラグをビンビン立てたのは気になったが、概ね大団円だった。２期があれば観たいなあ。
　
・アリスと蔵六
　成長する異次元を説教する花屋の爺さんってどんな人間だよ（笑）。異能力を世間に公表する政府も大変だが、子供を見守る大人たちの苦労もこれから大変だなあ。まあまあ面白かった。
　
・覆面系ノイズ
　俺たちの戦いはこれからだエンドで、１期終了か。ビジュアル音楽系恋愛物としては順当な終わり方だったが、あまり音楽に対する面白さは個人的に伝わらなかった。微妙。
　
・ソード・オラトリア
　１期終了。黒幕の正体が地下深くの邪精霊らしいところまで判明した時点で幕引きか。ダンまちの裏でこんな事件が起こっているとは、本編からすると想像できないわあ（苦笑）。２期はいいから、本編の続きが早く観たい。
　
・恋愛暴君
　堕天した天使が人間の主人公に説得されて元に戻るなんて、いい加減な漫画（笑）。ヒロインの母親が悪魔で、神と混血だからあの破天荒な性格だったか。しかし、魔王の友人が神に出世とか、いったいどんな無茶な世界観なんだ（笑）。
　
・月がきれい
　若さゆえの過ちというか、恋愛の勢いで進学する高校決めてもなかなか受からないわな（苦笑）。これで別れて淡い中学生の恋愛物語は終わりか、と思ったら、遠距離恋愛の果てに最後は結婚して子供創るなんてめでたしめでたし…って、出来すぎじゃ！。尺が足りないからって、ラストシーンはイラストのエンディングで終わるのは反則に近いなあ。普通のラブコメで良かったのに、一番最後が寸足らずで残念。