PCで36スレッド

　他の件で調べ物で検索してて遭遇した記事。
http://ascii.jp/elem/000/001/504/1504065/
　Core i9なんて名前も初耳だが、最大18コア（36スレッド）まで予定されているらしい。サーヴァやワークステーション用かと思いきや、i5/i7の延長としてPCでも使えるみたいだ。メニイコア化では共有されるメモリの帯域とかがネックになるだろうからDDR4だのQuadChannelだのと値の張りそうな仕様が並んでいるがそれでも全然充分じゃなさげ。ベンチマークでは10コア20スレッドの威力を見せてはいるようだが。
　CPUの発熱がシャレにならなくなってクロックを容易に上げられなくなり、コアを複数並列化する事で性能を稼ぐようになって久しいが、PCでは４スレッド以上は劇的に性能向上する印象がなかった。i5とi7は同じ４コアでHTの有無でしかなく理論上もせいぜい３割増しだからなのか。仮にうちでそんなメニイコアを使って期待通りの性能が得られるのか、そもそも必要なのか。興味はあるがそんな予算はない。
　むしろ２〜４コアの機体を複数動かして同時に違う仕事をこなして貰うのがうちには合っている気がする。時間のかかる動画エンコードを実行する機体にはエンコードに専念させる事で他の若干低性能な機体でもサクサクwebブラウズできている。もう「１台で同時に何でもこなす」という発想自体が古いのかも知れない。