両神山麓トレイルラン大会

6月25日に、両神山麓トレイルラン大会の20.7kmに出た。
朝起きた時は、雨が降ってて、雨男だなあと嘆いていたが、
会場に着いた時は雨は止んでいて、ゴールするまで降ら
なかったので助かった。
あらかじめゼッケンが送られていたのもあり、受付は省けたが、
参加賞をスタートする前に貰った。鹿ジャーキーか漬物の
どちらか選べたが、鹿ジャーキーにした。それに、こんにゃくと
エナジードリンクも一緒に入っていた。

20.7kmは、同じコースを4周もするが、トレイルラン大会の
周回コースも珍しいなあと思っていた。記録に拘っていな
かったので、初の試みで、トレイルラン大会で、スマホを
ポーチに入れて走り、気に入った風景やエイドの写真を
撮ることにした。そうしたためか、成績は中くらい
だったが、それなりに楽しんで走れた。準備運動をして、
待機をしていたが、何の前触れもなく、スタートの号砲が
鳴ったので驚いた。

スタートしてすぐに、花しょうぶ園が見えた。これを見るのは
楽しみにしていたので、何枚も写真を撮った。花しょうぶ園の
中に、そこを通過する直前の5人のラップを表示する
パネルが置かれていたが、とても便利だと感じ、他の周回
コースの大会でも採用すればいいのにと思った。花しょうぶ園を
出たら、300m以上ほぼひたすら登り、その後は300m
以上ほぼひたすら下り、花しょうぶ園に戻ったが、4周目は
脚が結構パンパンになっていた。特にどこかの山の頂上を
通るわけではないのはなんか寂しかった。

朝まで雨が降っていたから、一周目の下りは恐る恐る
走っていたが、あっという間に10人以上に抜かされ悔しい
思いをした。ぬかるみは全くと言っていい程ないのが
分かり、二周目からはそれなりに速く下れ、数人にしか
抜かされずにすみ、僕も何人か抜かせたので快適だった。
周回コースは、一周すればコースは把握でき、戦略が
立てられるから、そういう面ではいいと思った。殆ど森林の
中を走っていたから、景色はそんな変わり映えはしなかった。

エイドは2か所に設置されていたが、4周するため、
8か所あるみたいな感覚だった。スイカが沢山置かれている
エイドがあり、昔に出た富里スイカロードレース大会の
給スイカ所を思い出していた。スイカは合計8切れ食べた。
おむすび・豆腐・ずんだ餅・バナナなどがあり、結構豪勢な
雰囲気だった。お菓子もあり、ポーチを付けていたから、
そこにお菓子を突っ込み、走りつつ食べていた。

3時間39分44秒でゴールし、ゴールのそばに神社が
あったが、ゴールの垂れ幕もなく殺風景だったので、
本当にここがゴールなのか一瞬疑った。係員もいて、
ここがゴールだと言われたので、そこで走るのを止めた。
会場に戻ったら、ゴールの垂れ幕やタイム測定器が見え、
あれれと思っていたら、それは撮影のためのフェイクゴール
だと言われた。それなら、そこを本当のゴールにし、ハーフ
マラソンの距離を走った事にした方が良いのではと
提案したくなった。

ゴール後は、会場でフルーツポンチ・おむすび・麦茶とかが
無料で振舞われていたので、それを昼飯にした。会場で
使える食事券500円を貰っていたが、おむすびとかで
それなりに腹を満たせ、お土産購入にも使えると聞いていたので、
会場のそばにある国民宿舎の土産店で買い物に使った。
会場の付近の道の駅の温泉の割引券を貰っていたので、
そこの温泉に浸かり疲れを癒した。本来の料金は600円
らしいが、それで大浴場が一つしかないのも珍しい気がした。

復路は今年の3月に新登場した、S-TRAINに乗った。
西武秩父駅から乗った客は、僕がいた車両では、10人にも
満たず、ガラガラだったので、これで経営は大丈夫なの
かしらと心配になった。自由が丘で降りたが、それまで客の
数はそんな変化はなかった。乗り心地は快適で、コンセントが
付いているのは、情報機器を操る人が多い世の中では、
親切だと感じた。全席指定席にもかかわらず、吊革がやけに
多いし、停車駅でない中目黒駅で何故か一時停車したり、
降りる時に全ての扉が開かないという、なかなかユニークな
電車だった。

両神山は百名山の一つということで、どんな山かワクワク
していたが、コースから両神山はとても離れていて、両神山を
拝めたわけではなかった。それでも、コースは、花しょうぶが
眺められたり、そんな危険な道もなく、なかなか良かった。
去年は仕事が入り出られなかったのは無念だったが、今年は
無事に完走できて本当に良かった。機会があれば、両神山麓は
満喫したから、両神山にも行きたい。

花しょうぶ園・エイド・本当のゴールの写真を載せておく。