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2017年06月28日21:42

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まだ買わせるか⁈ 帰ってきた続編DVD日記4:「座頭市(1989)」


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役人と揉め、数日の牢入り・鞭打ちを終えた座頭市。関八洲の賭場へと出向いて大金をせしめると、早速若い衆に闇討ちに遭ってしまう。当然のように返り討ちにした市だが、おかげで彼らの親分・五衛門の怒りを買ってしまう。五衛門は八洲見廻り役と組んであら稼ぎを行う血も涙もない悪党。各地の兄弟分たちに、市を見つけ次第捕らえろと指令を出すのだった。
五衛門の手を逃れ、市がやってきたのは赤兵衛親分が仕切る宿場町だった。そこで寺子屋を主宰する少女おうめと親しくなるが、おうめは生娘好きの八洲見廻りへの生贄として赤兵衛一家に攫われてしまう。彼女を助けるため一家に乗り込み、八洲見廻りを斬ってしまう市。赤兵衛はそんな市を懐柔し、兄弟分である五衛門に反旗を翻すコマとして利用しようと考える。八洲見廻りともども、いいようにこき使う五衛門に嫌気がさしていたのだ。しかし五衛門は、そんな赤兵衛の策略に気付いて宿場町に総攻撃を仕掛けてきた。全滅した赤兵衛一家の死骸を前に勝鬨をあげる五衛門一家。そこに、八洲見廻りの生首を手に座頭市が現れた…


「座頭市」(1989)

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世紀の失敗作か、邦画史に残る傑作か。評価が極めて難しい座頭市の最終章です。大きな破綻は無いものの、本筋のはずのおうめとの絡みで描写が甘く、悪役たちを市が斬るカタルシスが弱いという欠点がデカいんです。とはいえ、殺陣の凄さまじさとケレン味は最高の一語。キャストもセットも豪華過ぎて、観てるこっちが製作費心配しちゃいますよ(^_^)

ドキュメンタリー付きの特典ディスクも入っていて、見どころ満載のDVDをつい購入。シリーズを集めた身としては、これも買わなきゃいかんかなと思ったわけだけど、損のない買い物でした。
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