会社都合の退職届の書き方、例文
会社都合による退職届けは下記を参考にしてください。
退職届
海山川商事株式会社
代表取締役 山田太郎殿
この度 、貴社、退職勧奨に伴い来る
平成〇〇年〇〇月〇〇日をもって
退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。
以上
平成〇〇年〇〇月〇〇日
○○部○○課
鈴木次郎 印
文章はこれを真似て書いて提出すれば問題ありません。
会社都合の退職届提出の際の注意点
例文を見ればわかりますが、会社都合の場合の
退職届の文章では
「退職勧奨に伴い」という箇所が
「会社都合で退職しますよ」という意味なるので
必ず記入してください。
そしてこの書き方は会社都合でも
退職勧奨や勧告を受けた場合のみに
使用します。
そしてそれ以外の会社都合
(希望退職に応じた場合、リストラ)の場合は
「退職勧奨に伴い」の部分を
●「雇用契約の終了に伴い」
●「希望退職により」
●「貴社、人員調整に応じ」
などと書くようにしましょう。
間違っても
●「一身上の都合により」
●「自己都合により」
などと書いてはいけません。
一度「一身上の都合」とされた離職票の
離職理由を覆すことは
かなり難しいため、最悪の場合
会社が離職理由を改めないと離職理由は
「一身上の都合」のままになる可能性が高くなります。
また問題なのは会社が「退職届の雛形」を
用意していて
部署と名前と日付を書くだけの場合に
理由の箇所が「一身上の都合」になっている
場合があります。
これに気づかずに出してしまうと
自己都合による退社になる可能性が
あります。
もちろん多くの会社は指摘すれば
修正してくれるはずなので問題ないのですが、
会社の中には助成金の支給要件などの理由で
自己都合を偽装しようとする場合があります。
退職者が「退職勧奨に伴い」と修正したにも
かかわらず、
「一身上の都合」でなければ受け取らない
または辞めさせないという場合は
配達証明郵便で会社都合と書いた
退職届を送るようにしましょう。
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