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2017年06月23日08:27

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扉数対策どうするんだろう?

小田急が1日の利用客10万人以上の駅11駅でホームドアを設置する計画を明らかにしたそうです。
小田急の場合は乗降客数上位の駅はほぼロマンスカーの停車駅と被るわけで、実際11駅中8駅が該当します。随分思い切った判断をしたなというのが第一印象ですね。

小田急電鉄、1日の利用客10万人以上の全11駅でホームドアを設置する計画に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=4633819

(以下引用)

小田急電鉄はこのほど、1日の利用者数10万人以上の全11駅にホームドアを設置する計画を発表した。新宿駅、代々木上原駅、下北沢駅、登戸駅、新百合ヶ丘駅、町田駅、相模大野駅、海老名駅、本厚木駅、大和駅、藤沢駅が対象となる。

すでに2020年度を目標に代々木八幡〜梅ヶ丘間の6駅にホームドアを設置する計画を公表しているが、昨年12月に国土交通省が示した整備方針にもとづき、さらに拡大することを決めた。これにより、2018年度整備予定の下北沢駅と2019年度整備予定の代々木上原駅、大規模改良に合わせて整備を計画するために設置時期未定となっている藤沢駅を除く8駅において、2022年度までにホームドアを整備する。(佐々木康弘)

(以上引用終わり)

ロマンスカーの停車駅にホームドアを整備するとなると、問題になるのは扉数への対策です。現在主流の両開き形状では、通勤型車とロマンスカーの扉の数や位置の違いには対応できません。
更に言えばロマンスカーの中でも連接車とボギー車では扉の位置が異なり、両車が混在した状態で扉の位置を揃えるのは非現実的です。ではそれにどのような対策を取るかですが、残念ながら記事中には具体的な整備の方法は明記されていません。
しかし注目されるのは対象駅に新宿が含まれている点で、新宿駅では地上ホームの一部のみながら既にホームドアの設置は実現しています。その上で再度整備対象に指定するというのは全ホームに整備を拡大すると解釈するのが妥当で、つまり小田急は扉数対策に既に答えを用意したと見るのが自然です。

ここまで考えてヒントになるのは、愛甲石田で予定されるバー昇降式ホーム柵の実証試験。今年の夏からの実施で、新宿にホームドアを整備していながらバー式も試験するのはドア数対策が主眼と見るべきでしょう。恐らくこれが、先述の当該8駅への導入の第一候補なのではないでしょうか。

https://trafficnews.jp/post/67259/

バーだとホーム“ドア”じゃないじゃん、というところで言葉のあやは生じますが(笑、整備を明言しながら具体的なやり方に踏み込まないのは、まだ候補を変更する余地を残しておきたいからかもしれませんね。
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