94年、ミチロウ・ソロ「空は銀鼠」初のギター弾き語りというか、
アンプラグドパンクの創生。
その後、このジャンルが出来てゆきます。
それまで、ギターの弾き語りだと、フォークなイメージしかなく、
なんだか、あまり馴染めなかったのですが、
まあ、三上寛や友川かずき、はその祖先であり、
ミチロウが影響うけた人たちです。
いわゆる反戦フォークやヒッピームーブメントとは、
オルタナティブな。
なかでもこの「嫌な予感」は好きでした。好きというのも・・・という歌ですが、
結婚式で歌った自分もなにですが・・・・
22歳ころから・・で、何もうまくゆかず、どうにもならず、ただいきていた。
ただただ苦しさしかなかった。
時代も、まだバブルの余韻があぅたのかな。
80年代後半?〜の「自分にもできる」お手軽的文化が崩壊し、
何も見えない90年前半。
暗闇の中で確実に何かが、
個人的にも社会的にも崩壊が始まる「音」の感覚のみが
どことなく支配していた、そんな感覚をひしひしと感じていた。
ソンな中で、ジャストな歌でした。
初期ライブではもっとパンク感のある演奏だったと思いますが、
紀伊国屋2階のCD屋でこの曲を試聴した時の
ゼツボウノ浸透感、だまってレジに行くだけでやっとだったな・・
ミチロウは、現在歌ってません。
福島生まれの彼には、
この曲の先、その現実が現在であるのだから・・・
そして、共謀罪が成立した現在。
自分はこの歌の先の現実に立ってることを、最も感じています。
ログインしてコメントを確認・投稿する