mixiユーザー(id:3971193)

2017年06月21日02:16

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なんかすごい気持ち悪いブログがあってな。

ひょんなことから、ひょんなブログを見つけたんだわ。
V系っていうやつ? 私ぜんぜん詳しくないから判らないんだけど。

もうプロフィールからして狂って……げふん。失礼。
虚言壁でもおアリになるのかしら。

んで、ヤフオクで荒稼ぎしてるアカウントを執拗に追っててね。
そのアカウントを詐欺師呼ばわりしてメッタメタに叩いてるんですよ。

まあ、それはいいです。
私から見れば、ヤフオクのガイドラインに違反するようなことは見受けられないんだけど、そのブログ主にとっては何かが癪に障るんでしょうから。

で、若いころにちょっとした病気をしたらしくてですね。
自分が死ぬ代わりにこいつの魂を身代わり(?)にしてやろう的なこと書いてあって、さすがに吹いた。

そのブログにはコメントできないようだし、例え出来てもファビョられるだけになるだろうから書き込んだりしないけどさ。

自分の寿命を自分の勝手で引き伸ばす代わりに生け贄をささげようってんでしょ?

そりゃあスジの通らない話じゃないですか。


ですが、そういう話は各国神話の中にもたくさんありますよね。

よしんば死神が、その願いを聞き届ける気になったとしましょうよ。
ブログ主の魂を獲っていく代わりに、別の魂を貰って行くぞ、と。

さてそのときに、獲っていく魂を選別するのはブログ主ではありません。
ブログ主が、『この人を連れてってください』と言ったとしても、死神はウンとは言いませんよ。

死神が連れて行く魂は、ブログ主が自分以外で一番大切に思っている人の魂です。
しかもひとつとは限りません。

『ああ!あの人が連れて行かれてしまうのならば、私があのまま逝けばよかった!』と
後悔と懺悔に苛まれる様な、そんな魂が連れ去られるんです。

全ての生き物に平等に訪れる『死』という約束事を捻じ曲げるのだから、自分が死ぬはずだった日以降の人生は『生き地獄』と化すのですよ。

身勝手な願いを叶えた代償。自然の摂理を曲げた代償は大きいのですよ。

あるいはわが子の命かもしれない。親かもしれない。配偶者や恋人かもしれない。
尊敬する人物かもしれない。敬愛する有名人かもしれない。

そういう相手が居なかった場合。まずそういう人が出来るようにお膳立てされます。
幸せで穏やかですばらしい人生だ……と思ったあたりで、大切な人を亡くすのです。


ちょっと考えればわかるだろ。自分とは縁もゆかりもない他人がどこで何人亡くなっていても、決してそれは自分の代わりに亡くなっているわけではない、ってことくらい。

50歳過ぎてるのに、あまりにも痛々しくてもうね……。

私もかなり痛い人間だと思ってるけど、私なんかまだまだマトモな部類なんだな、と思うわ。
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コメント

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