広島東洋カープ4-7福岡ソフトバンクホークス
3回戦(カープ1勝2敗)
広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
H|130010020|7
C|110000002|4
勝利投手 岡本1勝
敗戦投手 中村祐3勝1敗
本塁打
(C)松山4号��
投手
(C)中村祐-九里-一岡-中田-ジャクソン-加藤
(H)山田-岡本-飯田-五十嵐-嘉弥真-森-サファテ
先発、中村祐は乱調で1回2/3 4失点で降板。
打線は、序盤からエルドレッドの適時打などで反撃も相手継投策に躱され4得点。
先制、中押し、ダメ押しと失点を重ねて惨敗で交流戦を終える。
中村祐はプロ入り初黒星。
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今日、勝つか引き分けで球団史上初の交流戦制覇(現在のレギュレーションに優勝と言う概念はないですが便宜的に…)の可能性がありましたが、見事に砕け散った夢となりました。
ここまで代役としてまったく期待されていなかったにも関わらず、意外な好投で3勝を挙げてきた中村祐太でしたが、今日は遂に力尽きてしまいました。
とはいえ、ここまでの投球は結果的には満点に近いものですから、プレッシャーのかかるこの試合での活躍はさすがに酷だったかと思えます。
そもそも、こういうレベルの投手が投げる試合で初回の田中広輔のやらかした「珍プレー」で先制を許している訳ですからこのような結果になって、然るべきだったかと思えます。
むしろ、中村祐以上に深刻なのが、8回に投球したジェイ・ジャクソン。
これで4試合連続の失点となって完全に信頼を損ねたと断言して良いでしょう。
次回の登板の結果次第では一岡竜司か中田廉と配置交換となるのではと予想しています。
大変、残念ですがある程度貯金があっての首位ですからそういう措置に踏み込むのは当然の選択かと思えますから早めの決断を期待したいところ。
一方で、注目したのは1失点はしたものの2死2・3塁という難しい場面を抑えて5回まで投げ切った九里亜蓮。
先発として活躍した彼や、彼のファンには大変申し訳ありませんが今日のように「ビハンドをある程度維持する」仕事は彼の天職なのではないかと思えます。
まあ、今日のように思うように打てない展開では意味ないかもしれませんが…。
さて、今日敗れてカード負け越しとなったものの通算成績は12勝6敗。
「1部リーグ」ともいえる遥かに格上相手との18試合で5割で御の字と言っていた当初の目標を大きく超える結果となりましたから、大成功と言えるでしょう。
何より、同じくらいに好調だった阪神とのゲーム差を広げている訳ですので。
しかし、一方で負け越したチームがイーグルスや、ホークスといった相手リーグの1位2位の「本当に強いチーム」には歯が立たなかったのも事実。
実際、リーグ戦でも阪神に大きく負け越している訳ですから、本当に「強き」には「弱い」という印象を抱かざるえません。
それはひとえに僅差の試合を勝ち抜けない弱さにあると言えるでしょう。
それは、ジャクソンが不審な事からも明らか。
誇るべき成績と共に懸念も多い。
そういう交流戦の象徴のような試合だったかと思えます。
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