過日、友人宅を訪問時の話。
まんもちゃんが、その最寄り駅に降りると
軽トラックできたオヤジが駅前で小玉スイカを売っていた。
そー言やぁ、手土産の一つも無い手ブラな自分に気づいた
まんもちゃんは、おー、こりゃエエわい、渡に船と近寄ると
なんとコノ時期に 1個¥100 と言うでわないか。
(※後にして思うとコノ時点で気づくべきだった・・・)
マンモ「オヤジ、4〜5個包んでくれや」
オヤジ「ヘイ、なるべく型のいいヤツ選びますねw」
友人宅に到着して、土産の小玉スイカは冷蔵庫に。
一通りの夕餉も済み、ご歓談タイム。さてデザートでもと
いうことになり、件の小玉スイカの再登場である。
皆様の衆人看視の中、スイカにご入刀。
しかし、、しかしである。
スイカの中は「 まっ白ケ 」
まわりのみんなはドっシラケ
まんもの頭の中も「まっ白」で
いったい、ナニがナニやら、狐に抓まれた状態。
「・・・ヤ・ら・れ・たぁ」
【摘果スイカ】 その存在は知ってはいたが、、、
コノ時期、メロンやスイカという植物は「摘果」という作業をする。
つまり、スイカやメロンは、一つのツルにいくつもの花が咲き、実はなるが
成長させるのは一番大きな実を一つだけにして養分を
その1個に集中させる為、小さな実は間引いて捨ててしまうのだ。
※農家では摘果した間引き実は浅漬けにしたりするが
そして、駅前の軽トラのオヤジはその捨ててしまうハズの摘果を
「小玉スイカ」と称して売りに来ていたのだ。 原価¥0のボロ儲け。
悔しかった。
その簡単なトリックにひっかかった阿呆な自分もさることながら、
友人の土産に1ケ¥100のスイカでゴマかそうとした
自分の浅はかで卑しい心根が招いた事案であるのが
情けなくて一層悔しかった。
来年、駅前で再び、この軽トラオヤジを見かけたら
百円を渡し、オヤジの目の前でスイカを叩き割り
満天下に悪行を暴き、リベンジを誓うまんもちゃんであった。
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