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2017年06月11日06:32

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「くだらないから答弁しないのか?答弁しないから質問をするのか?」

確認拒否に誤説明…政府、12時間を空費 森友問題審議

6/10(土) 21:38配信

朝日新聞デジタル

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題や「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設問題の追及が続く今国会。このうち、先に浮上した森友問題の審議で、政府が事実関係の確認を拒んだり事実と異なる説明をしたりしたため、少なくとも12時間が空費されたことが朝日新聞の調べでわかった。

 12時間は国会審議の2日分に相当する。政府は「何十時間、こればかり質問している」(安倍晋三首相)と言って野党の姿勢を批判していたが、むしろ野党の指摘や追及に正面から向き合わない政府の姿勢が論戦を空疎にしている実態が浮き彫りになった。

 朝日新聞は衆参両院の本会議のほか、財務省との関連が深い予算、決算など衆参6委員会の審議を対象に、問題が報道された2月9日から、5月31日までの審議内容を調べ、質疑と答弁の時間を集計した。

 野党が個別の事実関係を示して質問しても、政府が「確認しない」「記憶・記録にない」といって明示的に確認を拒んで空費された時間は、8時間13分。

 このうち、自民党の鴻池祥肇(よしただ)・元防災担当相の事務所の面会記録に記された近畿財務局との交渉経緯に関する質疑が約4分の1を占めた。財務省は参院財政金融委員長の指示で、記録にある一部の事実関係を国会に報告するまで約4週間、「ネット上で情報が流れている時代。個別に確認することは必要ない」(佐川宣寿〈のぶひさ〉理財局長)などと言って確認を拒否し続けた。

 一方、政府が事実と異なる説明をしたため、その確認や釈明に費やされたのは3時間57分。たとえば、国有地の売却額を約8億円値引きする根拠になった地下ごみを確認した時期や場所の説明を財務省が誤り、2時間16分が費やされた。同省は国会で「単純ミス」(佐川氏)と陳謝したが、今も正確な場所は明らかになっていない。

 同様の政府答弁は6委員会だけでなく、内閣委や国土交通委でも繰り返されており、国会全体では空費された時間がさらに増える。

 民主主義論に詳しい五野井郁夫・高千穂大教授(政治学)は「国民を代表する国会議員の疑問に対して、誠実に答えるのは民主主義における政府の最低限の義務だ。それをしないのは、国民を馬鹿にしていることと同じ。加計学園の獣医学部新設問題などにも通じる姿勢だ。官僚と一緒になって居直ることで、国民に『これ以上質問しても無駄だ』と諦めさせようとしているようにみえる」と政権の姿勢を批判する。(三輪さち子、南彰)
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この審議時間の浪費については
かなり早い段階から「時間のムダだ」と指摘されていた

これにはむろん
追及を避けるために批判している能無しのネトウヨなども含まれている
「そんなことより優先して審議しなければならないことがあるだろう」
「ハナシとしては面白いが国会はワイドショーではない」
などという言い方だったが
これは安倍晋三の言い分をコピペした言葉に過ぎない

とにかく
ときの首相の思惑で行政が動いてしまっているのではないか?というのは
「後回し」していいハナシではないし
むしろ積極的に解明していくべきことなのである

そして安倍晋三は「わたしが関わっていたら首相も議員も辞める」などと
野党にとってはものすごいニンジンをぶらさげてしまったのである

この発言は各方面から批判を浴びた
「あんなこといっちゃうから野党が刺激されちゃううんだよ」
「あれは野党に対して徴発をしたようなものだ」

首相の関与が証明されれば首相を引き摺り下ろせる
つまり「クビを獲れる」のだ
さすがにこの言葉は不適切だった

「やれるものならやってみろ」といったようなものだった

それについて
俄然あの手この手で野党は攻勢をかけてきたが
それに対して与党の回答は記事の通り
とても公明正大な姿勢とはいえなかった
むしろ「隠し誤魔化し逃げている」ような木で鼻をくくったようなものだった

そして森友に続いて加計である

ここでも与党と政府は同じような回答を続ける

「時間を浪費していたのは誰だったのか?」
「同じような質問を繰り返したのはちゃんと回答しない側に責任があったのではないか?」

なんにしても
政府にしてもネトウヨにしても
その回答はあまりに稚拙で
これでは事態の真実を解明することにはならないのである
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