障碍者と覚せい剤使用者は違いますが

■橋爪功さんの息子逮捕＝知人宅で覚せい剤所持容疑―警視庁
(時事通信社 - 06月03日 18:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4603726

ある記事で「覚せい剤中毒者は反省より更生施設に来い」という文言を見た。
中毒者は裁判などで反省の色は見せるが大抵は「もう一度やりたい」という願望があり再度、麻薬に手を染めてしまうのだという。

発達障害も似ていると言えば似ている。
格好の例がある。
私だ。

約5年前。
私は発達障害だということが分かった。
家族と相談し私はある病院に通うことになった。
だが、実のところ本人は障碍者になったことを自覚できなかったし、すぐに社会に復帰しようとした。
当時は派遣で仕事もしていたし今よりも負けん気が強かった。
いや、正直に書けば障碍者全てを見下していた。
だから、彼らと同じになることを忌み嫌っていた。
上辺だけは取り繕って都合のいいようなことを言っていた。
が、限界が来た。
派遣先のある一言で私はぶっ壊れた。
そこで、ようやく、自分が普通の人とは違う、「障碍者」なのだと自覚した。
悔しかったし、途方もなく絶望もした。
それでも、病院の先生やスタッフはいろいろなやり方を教えてくれた。

もっとも、今回のは『芸能人』で『二世』の『覚せい剤』なのだから、相当な非難は受けるだろう。
本人だけではなく親も色々言われるだろう。
（もっとも、三十路過ぎの息子の責任を取るのは違うと思うが）