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2017年05月30日13:01

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PTAは「公益組織」か、「会員の互助会」か

PTA不要論に現役会長「退会者のタダ飯感覚は理解できない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4595914

一般論として、タダの物はないというのはそのとおりで、何事をするにも「先立つもの」(資金や人員等)は必要です。
だから、「負担を忌避しながら、利益だけは手に入れよう」との姿勢が余りに極端な人がいれば、やはり「なぜそれが実現するのか考えよ」と言いたくなるのは分かります。

しかしそれでも、この「現役会長」とやらの主張は、大事なところを思い違いしているように感じます。
それが、「全保護者の平等な負担へのこだわり」と「非会員の子女たる児童生徒の排除を是とする」考え方に表れていると思うのです。

この会長は、「会員」と「会員の子女たる学校の児童生徒」を同一視すると共に、PTAを「会員間の互助組織」だと認識しているようです。そのため、「非会員」の子女を会活動の受益者から排除する事は当然だと考えるし、各会員間で「負担と受益のバランス」に拘るのでしょう。

でも、もしそうなら、なぜPTAは学校内で特別の便宜を与えられているのでしょう?
ただの「一部のお友達同士に閉じたコミュニティ」ならば、そもそも学校は、そんな団体に特別の地位を与えたり、学校行事等に関与させたりしてはならないでしょう。PTAは、あくまで「学校全体の活動への協力団体」として、公益を目的とする組織であるから、学校内で特別の便宜を与えられている筈と考えます。
だから、PTAは、少なくとも学校行事や児童生徒の教育活動と関連した活動では、あくまで学校全体を対象にしなければならないと考えます。
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