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2017年05月29日22:01

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ウマンハラシ―(琉球競馬)

28日(日)沖縄こどもの国(沖縄市)で、ウマンハラシ―が開催されるため、27日(土)から沖縄県まで行った。
ウマンハラシ―とは、もともと沖縄王朝の宮廷人が、沖縄の在来馬で「馬の側対歩の速さと美しさ」を競う競技で、2頭によるマッチレースだ、その日一番出来の良かった馬が優勝の栄誉を受けた。賞金ではなく商品で最も多かったのが「手巾ーティーサージ」で、300年位前から始まったようであるが、一般人でも行うことが出来るようになってから戦前までには、約190ヶ所の競馬場があったようである。
2013年に70年ぶりに行われたが、残念ながら「側対歩」が出来る馬がいなかったのであるが、沖縄市から助成金が出るようになり、2014年度から年に3回開催されるようになった。
やはり「側対歩」が出来る馬がいないと話にならないと言う事で、太平洋シーサイドライン乗馬クラブのオーナーA氏に依頼し、1年半ほど掛けて1頭が完全に「側対歩」の歩様が出来るようになった。
沖縄こどもの国には、2頭の与那国馬と3頭の済州島馬がおり、A氏が選んだのが済州島馬の当時19歳のセン馬で名前をウォーリーと言い、調教の仕方は、坂路で体重を後ろに掛け、鐙は前に突き出し、手綱は緊張した状態、つまり馬を停止した状態にし、無理に前進するように追うことを続けた結果、苦労が実った。

実は2017年度から、沖縄市の助成金が支給されなくなり、公益財団法人こどもの国だけで行うことになり、年2回の開催に減った。

午後1時開始予定であったが、開門時間の10時に入園し、馬担当の飼育員に、愛知県からウマンハラシーを見に来た旨伝え取材に応じてもらっていたが、10時半頃から雨がひどく降りだしたため、午後0:00頃に中止のアナウンスがあった。当然観客は居ないのだが、僕がわざわざ来てくれたと言う事で、デモンストレーションを見せて頂けた。

こどもの国の皆さん有難うございました。
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