5月 29日 月曜日 一粒万倍日
エベレスト登頂記念日
どこか違う場所にいるようであった 暗がりが薄明りに照らされ
見慣れた場所と違う
昨日 友達の家に来たのだった 千葉の半島の先にあるその家
久しぶりの外宿 多少の戸惑いがあったものの昨夜の語らいは
昔のそれであった
学生紛争があり 大変な時期を過ごさせてもらった所謂暗い時期
でもあった 兎に角政治的あ活動が大学のそこかしこで行われて
いた時期でもあった
学内に官憲を導入さえることは絶対タブーであったが 余りの過
激さに最後は司直の手に委ねざるを得なかったことは致し方の
ないことであったろう 学生同志のいざこざ 学内へでてあたかも
子供の喧嘩のごとく他校学生とのいざこざは日常茶飯事
学内は学校経営者による不正が当たり前のようにはびこり真面
な状態ではなかったことは確かであった
それでも学生生活を終え間もなく40年も後半となりつつある時期
久方に友と呼べる者と逢い語らうという良い機会を得たと思ってい
る 今度は暮に出も会おうかということにして別れたのであった
幸い その友は大きな病気はしないで元気に今も現役で活躍され
ている
沈む夕日に今日一日の思いを沈めて来たりくる 夏の思い出に
新たな希望を掻き立てられるように 糧を得た有意義な日でもあ
ったのであった
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