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2017年05月26日16:36

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モノトーンの世界

久しぶりにNYを訪れた。
以前来たのは娘がまだ高校生の時
西海岸のサンフランシスコにカンセリングの勉強に通っていた私は
何方かと言うとNYの暗いイメージより
青い空が広がる西海岸の方が好き

今回のNYは娘のハイスクールを孫と一緒に訪れるのが一番の目的
そして孫の2歳の誕生日を「自由の女神」でお祝い。
娘と孫への私からのプレゼント

と、言いながらも本音は私の「思い出作り」

NYへ来たらやはりミュージカル
高校生の娘と一緒に観たのはCATS
何とも言えない醍醐味で「流石」と二人で語り合ったのはつい最近の事の様

今回は二人共何故か「CHICAGO」を観たいと…
同じミュージカルを選んで思わず顔を見わせた親子
似た物親子なのかと…
因みに好きな画家もゴッホとピカソ…
二人共ちょっとクレージー
でも何故か親子共に好きな画家…

おいおい話が横道に逸れているよ!


ホテルから劇場まで一人で散歩しながらウキウキ気分
ミュジーカルお宅の私

「CHICAGO」は喜劇。
小さな舞台で大戸具は高いはしごだけ…
出演者の衣装は全て「黒」
始まった途端に舞台と観客が一体に…

魅せる・感じさせる・楽しませる
パフォーマンスの素晴らしさ…
舞台の真ん中はオーケストラが…
これも演出

モノトーンの世界に引き込まれて…
大笑いしながら「CHICAGO」を堪能

そう言えば無彩色の油絵に凝っていた年頃が…
油絵の絵具が白と黒だけ
白に黒を少し入れるとグレーになるけど
この「黒」の加減の難しさ
ほんの一滴で真っ白がグレーに…

青春時代に画いた油絵の殆どがモノトーン
「CHICAGO」を観ながらふと思い出した青春時代

私の真っ白な心に「黒」を落として行った人
そしてグレーを白に戻そうと必死で足掻いていた私

白と黒だけで描ける世界
「黒」の分量と言うか匙加減が難しい人生

「CHICAGO」は「黒」の世界でも「笑い」を届けてくれた
 
改めて「人生って不思議」「人生って楽しい」と思えた舞台

久しぶりだなぁ〜
この感覚
帰国してもまだ脳裏には「CHICAGO」の舞台が鮮明に映し出される

時差ぼけの儘の記憶を認めて…
    

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