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2017年05月25日22:51

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共謀罪に反対ですしヘイトスピーチ禁止法にも反対です。

ヘイト、表現を替え続く差別
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4588246

私は、右派左派で言えば左がかった方の人間だと自認しています。
日本国憲法の価値観を大切にしたいと考えます。
だからこそ、「ヘイトスピーチ禁止法」には賛成できません。

今問題の「共謀罪」(テロ等準備罪)もこの「ヘイトスピーチ禁止法」も、問題点は共通しているように思います。
すなわち、「個人の行動のうち、どこまで権力が関与・統制するのか、してよいのか」という点です。

(まず、差別とは何か、組織的犯罪とは何か、という評価・判断の問題もありますが)
一般論で言えば、差別は「悪いこと」だし、テロも「悪いこと」です。
でも、「言葉に出すだけ」という段階まで、権力が干渉して、統制なり処罰なりするほどのものなのか、というところに、この両者に共通する問題があるように感じるのです。

表現の自由、言論の自由は、民主主義社会における「国民主権」を確保するために、尊重しなければならないと考えます。
そこに安易に「善悪等の価値判断」を入れ、その判断を権力に許してしまったら、それは「民主国家」を名乗りながら、「反革命的」とか「国の安全を脅かす」等々の口実で実際には民主化を求める勢力を抑圧する専制国家と、ほとんど変わらなくなってしまうと考えます。

記事にあるような、ヘイトスピーチ禁止法に抵触しないような表現で、右派団体が示威活動を行うようになったことは、「合法的行動」として別に問題視する必要はない(規制賛成の立場に立てば、法規制の効果があったとしてむしろ喜ばしいことの筈です)と考えますし、
逆に、この法によって、右派団体の示威活動が半減したというのは、言い換えればそれだけ「ある特定の主張を公に唱える自由が抑圧された」とも言えるわけで、
幸か不幸か「規制された言論」の内容は、私の考えとは合わないけれども、だからといってこれが「権力によって規制されてよし」とは思えないのです。
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