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2017年05月24日12:24

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戦前の“共産党”が、どんな性質をしていたかを説明しなければ、「治安維持法」の恣意的濫用の事情背景は理解できない!

「会話も捜査対象」弁護士危惧
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4586788

『国際共産党日本支部の履歴「共産主義インターナショナルは,蜂起とプロレタリア独裁のための国際党である」(「コミンテルン第二回大会宣言」)』(兵本達吉「日本共産党の戦後秘史」新潮文庫)

[ゾルゲの告白]
「其の目的の積極的側面はソ聯社会主義国家を擁護せんとしたことであり,消極的側面は,ソ聯をして凡ゆる反ソ的な政治上の発展又は軍事上の攻撃を回避せしめることにより,ソ聯を防衛せんとしたことであります.私達が共産主義の立場に立つてソ聯社会主義国家を擁護防衛することに依り,世界革命に対して間接の寄与貢献を為して来たことは既に申上げたとほりでありますが,私達が共産主義者としてソ聯の指導部たるソ聯共産党を支持し,コミンテルンの標榜する世界革命の綱領を支持することは申す迄もないことであります」(「現代史資料」)
〔山岡貞次郎「支那事変」原書房〕
「すなはち,大正十二年二月四日,日本共産党が創立されるのは,日本人独自の立場からではない.ソ聯戦略の一環を形成し,その指導をうけ,ソ聯に服属するコミンテルン日本支部としてであつた.デビツド・ダーリン氏によると」(「ソビエト・ロシアと極東」エール大学出版)
「一九二八年(昭和三年),国際共産主義第四回大会において,全共産党の第一任務と決定された『ソビエト同盟の擁護』を,日本では文字どほり解釈してゐた.一九三二年(昭和七年),第十二回コミンテルン執行委員会において,日本代表 岡野」(故野○参○氏の変名)「は,“われわれの社会主義者の祖国”に対する危機に直面し,その危機に立ち向かふ任務がいかに偉大であるかを,日本共産党は知ってゐる”と述べ,また一九三三年,おなじく第十三回の会合において岡野は“われわれは,ソビエト支那に味方するだけでなく,ソ聯の平和政策を宣布し,ソ聯の社会主義建設といふ壮大なる業績をも宣伝しなければならぬ”と忠誠こめて誓つてゐる(Loyally pleaded)」
「そしてこの前後,日本共産党に下されたモスクワの指令ともいふべき数おほくのテーゼの冒頭には,かならずといつてよいほど「天皇制廃止」の掲揚を強制されてをり」(市瀬正幸氏著「日本共産党」元々社)「同時にモスクワ共産大学にて教育された日本共産党幹部が,つぎつぎに日本国内に送りこまれ,日本国内の混乱と破壊とに使役される」
「蘆溝橋事件の発火は,米,英,ソに支へられた蒋介石の意図にもとづいて,直接には第二十九軍麾下の部隊が起こした.そして事態を,このやうに展開させた原動力の第一は,ソ聯の多年にわたる東亜侵略への野望である.しかもそれは,レーニン,スターリンとひきつづいて日本をアジアにおける当面最大の敵」に指定した。

「天皇制打倒」は“革命”の道.反日左翼の源流は共産党であり,スターリンを介して中朝の反日民族主義と結ぶ.旧ソ連が消滅した現在もコミンテルン・テーゼに則った革命運動の自己正当化を図る.1932年以降共産党はスターリン盲従で大暴れ!
〔鍋山貞親「共産党をたたく12章」有朋社〕
「なにしろ,三二年テーゼは,むちゃくちゃな反天皇制綱領なのである.天皇制が,いかに反動的なものであるかを「科学的」に論証するために,日本の社会構造の中から,遅れた部分を過大にとり上げ,日本は帝制時代のロシアよりも,いっそう後進的な国であるかのように叙述しているのだ.五年前の二七年テーゼと比べて見れば,この五年間に日本は,いちじるしく,社会的に後退したような印象さえ受ける」
スターリンの反日策動もあるが,ロシア革命のシチュエーションを無理に当て嵌めたのか?!
「軍事的,警察的,絶対主義的天皇制などと,やたらにどぎつい性格規定の言葉を乱用しているのである.天皇制が存続する限り,日本は永遠に暗黒であるかのように思われる書きぶりである.まさに正気の沙汰ではない.しかも,今や日本において,天皇制打倒の革命的決戦期が,切迫しているような情勢判断にもとづいているのだ」
「こんな綱領にかり立てられては,党活動が進展するはずはない.事実,いろいろな衝撃事件,銀行ギャングとか,同志をスパイ視してのリンチとかが,世間に与えた陰惨な印象とも重なり,党は衰退の一路を辿るよりほかなかったのである.そして,昭和八年の末,リンチ事件主犯の容疑で,宮本顕治が逮捕されて以来,党は名のみあって,実態のなき状態になってしまった」
「共産党がふりまいてきた伝説,日本共産党のみが,戦争の苛烈な情勢下にあっても,不屈な闘争をつづけてきた唯一の党だというのは,真赤なウソである」
(敗戦後,アメリカの肝煎りで再建)
「しかしその時,掲げる綱領としては,三二年テーゼしかない.そこで,情勢がすっかり変ったにもかかわらず,徳田らは,天皇制打倒こそが,当面の目標だとばかり,暴れ廻ったのである」
しかし,敗戦後も国民の皇室尊崇は揺るがず,徳田らはテロリズムを煽るピエロになってしまった.
「もっともアメリカ占領軍としては,共産党をして,天皇制打倒の看板で暴れさせ,もって国民の反応を見ようとしたのかも知れぬ.それに関する限り,共産党は,結局,占領軍の手の内で操られたピエロであったわけだ」
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