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2017年05月24日10:19

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【巨人】亀井の大胆シフトが防いだ「1点差9回無死二塁」…長打性当たりを単打にできた理由






◆阪神0―1巨人(23日・甲子園)

 三塁線を抜けた瞬間、誰もが二塁打を連想した。同点、いやサヨナラ負けまで頭をよぎったに違いない。だが、左翼手・亀井は左翼線上に最短距離で入り、体の正面で打球を処理して二塁へ送球。単打に変えた。この隠れた好プレーが、白星につながったと言っても過言ではない。



 1点リードの9回。先頭は左打者の糸原だった。この試合前まで30試合に出場も打率2割4厘、本塁打のないバッターだ。自軍のマウンドは剛腕カミネロ。「1球1球、カウントによって守備位置は変えている」と言う亀井はこの時、「カミネロの真っすぐなら、糸原に右中間を破られる確率は低い」と読んだ。中堅手・立岡に目で合図を送った。守備位置を左中間へと動かし、自らも左翼線寄りへ。大胆に5メートルほど移動していた。糸原は外角149キロを逆方向へ打ってきたが、素早く対応できた。

 常日頃、亀井は立岡に言っていた。「1球1球、俺の目を見ろ!」―。バッテリーの配球や打者の特徴からポジショニングを考え、長年の経験も基に、打球が飛ぶ確率の高い方へと先導しているのだ。「外野手は一歩目が大事。それですべてが変わる」という持論からだ。現役時代、守備でも抜群のセンスを誇った由伸監督も認める能力は、チームにとって大きな戦力となっている。

長年の経験基に“ビッグプレー” 試合後、「あれ、ファインプレーですか?」と何事もなかったかのように返答した。普段から心掛けていることだから、本人にとっては驚くことではないのだろう。9回の守備から出場し、いきなりのビッグプレー。菅野の快投、小林の快打が目立った試合も、亀井がいなければ守り勝ててはいなかった。






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