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2017年05月24日03:10

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パックマン ビギンズ

 少し前までシャドバとFEヒーローズ漬けだった日々が、ふと「めんどくせえな」と思うやいなや、ログインボーナスすら億劫になりタブレットを丸ひと月放置していた今日この頃。新職場での仕事も落ち着き、春アニメも見るものが定まってきた中、ぼちぼちソシャゲを再開したぞ!

●ハースストーン

 シャドウバースにパクられたゲーム。メーカーは海外大手のブリザード社。ここで「あーあのディアブロの所ね」か「あーあのオーバーウォッチの所ね」と分かれると思うが、「バタフライ」というキーワードでDDRかデジモンが出るかってぐらい歳がバレるから注意しよう。

 さてシャドバの元ネタとあって、カードゲームとしてはほぼまんま。が、シャドバ知らんよって人に説明するとMTG(マジック・ザ・ギャザリング)をベースに色々テンポ良く、デジタルカードゲーム風にアレンジした感じです。なのでギャザ勢ならすんなり入れるかと思います。

 さて、私は一応シャドバは初弾からの付き合いで、ランクもA0(脱初心者レベル)で止まるというありふれたいちプレイヤーでしたが、今まで登場したクソカードやクソデッキには、文句を垂れつつもマイナーカードを使って対戦は続けるというツンデレスタイルを貫いておりましたが、さすがに最新弾のパワーカード祭りで「もうやってられるか!」と投げ出し、あてもない傷心の旅の中で出会い、空虚な心を癒してくれたのがハースストーンだったのです。以下シャドバと比べて感じた事。

【ライフが30ある】
→大ダメージコンボやワンパンキャラも多いが、30あるから一先ずは安心。
→シャドバは20だが最近はカードのパワーインフレが著しく、1ターン10ダメ超えとかザラなので、即死コンボゲーみたいな殺伐とした空気が漂う。相手のデッキが分かれば3〜4ターン目でさっさとリタイアもあるある。

【同じカードはデッキに2枚まで】
→カード集めが若干楽&山札30枚なので良い感じに引きにくい。割と良バランス。おまけにレジェンド(最上級レア)は1枚までなので良い感じにロマンカードしてる。
→シャドバはレアリティ問わず3枚まで。なのでレジェンドは3枚ガン積み当たり前。カード資産によるプレイヤーの差が激しい。

【ヒーローパワーの有無】
→本作では各キャラ別に固有の能力を持っており、「任意のキャラに1ダメ」「任意のキャラを2回復」「1・1の小型キャラ召喚」といった恒常的に使える能力のおかげで、手札が切れてもやる事は一応ある。またこの能力とかみ合うカードを考える事でデッキ構築が奥深くなっている。
→シャドバは一応各キャラ専用カードで個性を分けているが、それぞれの得手不得手(このキャラは除去が苦手、このキャラは直接火力が出にくい等)が中立カードの充実でほぼ克服できてしまったので、今は新弾で強いカードを与えられたやつがそのまま強い。

 総じていえば、シャドバは「最初は良い感じにパクって独自性をもっていたが、だんだんバランスがおかしくなっていった」という感じで、特にリリース当初はマメに行われていたナーフ(強カードの下方修正)の頻度がだんだん少なくなり、今はカード発表から少なくとも1〜2か月は様子を見て判断される、といったケースが多くなりました。その間にも環境に萎えて離れるプレイヤーも決して少なくはないはずなんですが。

 その点ハースストーンは、ルールが「スタンダード」と「ワイルド」に分かれており、スタンダードでは一部の強力過ぎると判断されたカードが禁止になります。逆にワイルドは制限なしの無差別ルールで、そこでは無修正のクソカードが飛び交う、まっことワイルドな様相だそうですが、こういう住み分けがきっちりしてるのはエラいです。カードゲームじゃ当たり前ですがね!

 というわけで「さすが全世界大ヒットゲーム! ジャポンももっと世界に目を向けないとダメデスネー」みたいに国産ゲームを自嘲するわけではありませんが、今のシャドバは「新規参加でパックたくさん剥けるよ」以外にあんまり強くプッシュできる部分がないので、どうかこのいつもながらのロングラブレターを読んでくださるマイミクさんはぜひ一緒にハースストーンを遊びましょう。

 唯一勧め辛い部分があるとすれば「無課金だとパックがあんま剥けないから、実物のカードゲーム同様初期投資がある程度必要」な所ですが(ゲーム内通貨でもいけるが、ミッション報酬がちょい渋め)、まあ微課金勢ぐらいなら問題ないかと。おじさんは基本無料ゲームをいつまでも無料で遊ぶユーザーは嫌いだよ! 面白いと思ったゲームにはきちんとお金を払おう!


●戦艦少女R

 艦これをパクったゲーム。こっちは中国産で、出た当初こそまんま過ぎて大バッシング状態だったそうですが、後発とあって本家をうまいこと研究して作られているらしく、アンドロイドレビューでは驚異の☆平均4をマークし、レビュー内容も本家と比較したうえで結構好意的な感想が多かったり。

 時に私事ながら、艦これはもともと興味が薄かったのが、周囲の人間がどっぷりハマり長年日常的に会話を繰り替えす中で、「お前ら艦これ村の村人かよ」っていうぐらい段々憎しみを覚えたものです。それはツイッターがある時期からFGOと刀らぶまみれになり、ゲームを触らぬ内から嫌いになったマイシスターと似たような心情でありますが、とにかく世の中には「世間的に圧倒的に流行っているコンテンツを無意識に嫌う(無言で押し付けられている気がする)」というひねくれ者が少なからずいるものです。ちょっと前にけもフレ日記で書いたね!

 ついでに発表の機会がなさそうなので今この場に書くと、「艦隊これくしょん始めました!」といって、セガサターンの「ワンチャイ・コネクション」のプレイレビュー日記をそのうちやろうと思い、駿河屋で100円で買ったまでは良かったですが買った時点で満足してしまったので、あえなく没になりました。

 そんなにっくき艦これなので、とりあえず話のタネにやってみようと触って3日で止めたのは私の鉄板エピソードですが、それでも艦これブームは思った以上に長いものでして、「俺はもう一度立ち向かわなければならないのか……」と思ったところに現れたのがこの「戦艦少女R」なのでした。教えてくれたマイミクさんには深く感謝しております。

 前置きが長くなりましたが、ゲーム自体は本家まんまです。メインストーリーはなく、艦娘を集めて育ててドドンパチ。ただ戦艦少女Rで気に入ったのは、戦闘シーンでちびキャラがサイドビューで戦うアニメが入るのと(艦これはカットインだけでいまいち臨場感がなかった)、建造する際他のプレイヤーのレシピが見られて参考にできることでしょうか(それでも運任せではあるが、完全ノーヒントでネット調べろな艦これより遥かにユーザーフレンドリーだと思った)。

 あと艦これは日本機限定でしたが、戦艦少女Rでは世界の船が集まっており、ドイツ計ならドイツ風美少女が、ロシアならロシア風(とりあえず帽子被せとけ)と、ぶっちゃけガルパンのライバル校レベルで国に偏見を持ってデザインされた艦娘がいっぱい出てくるのですが、それがバラエティ豊かでなかなか楽しいです。ついでに言えばキャラデザのムラがありません(代わりにボイスがあったりなかったり、台詞すらないって艦娘もいますが)。

 そんなこんなで、艦これと根っこでは変わらないはずなのに、戦艦少女Rを好感触でグイグイ遊んでいるのは、一つは「てめえらが艦これにハマってる間に俺は艦これっぽいゲームを満喫するぜ! うけけけけ!」という捻くれスピリットですが、もう一つは単純に艦これより最初の手触りが良かったおかげでしょうか。この辺は単なるクローンゲーム、所詮は中国産と鼻で笑っている場合ではありません。さすがに艦これほどの地盤を築くのは難しいと思いますが、アプデが進めば本家すら凌駕できるポテンシャルの高さはあると思うので、本家は本家なりに色々頑張ってほしい所です。そのうちやるだろうけどアーケード版の家庭用移植とか。

 と、一方はパクリゲーからパクリ元ゲーへ移り、一方はパクリ元ゲーからパクリゲーへと移る。そんな変則的ゲームライフを送って気付いたのは、やれパクリだパクリじゃないとかファンが騒げど、結局ユーザーは自分に合ったゲームを選んで遊ぶのみという事でしょうか。こういうのは世間の流れに惑わされず、楽しんだもん勝ちなんだよ!

 かつてゴッドイーターが「モンハンのパクリ」とか、DSのとんがりぼうしが「どう森のパクリ」(今でも思う)とか、ゲームの歴史でもまんまゲームがチラホラ出てきましたが、それは元ネタのゲームが大ヒットのあまり、一つのジャンルとして定着しようとする流れにも似ています。ファイターズヒストリーがスト2のパクリと見せかけて、スト2は対戦空手道のパクリじゃね? 的な。禅問答みたいですね(※裁判例です)。

 とはいえ、今となっては全部個別のタイトルとして認識されていますので、同ジャンルのゲームとして色んなタイトルが現れては切磋琢磨してほしいものですね(無難なまとめ方)。
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