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2017年05月19日00:02

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「美しい星」レビュー☆

リリー・フランキー主演他。五感が【覚醒】する。心が打ち震える。渾身の人間賛歌。“当たらない”お天気キャスターの父・重一郎(リリー・フランキー)、野心溢れるフリーターの息子・一雄(亀梨和也)、美人過ぎて周囲から浮いている女子大生の娘・暁子(橋本愛)、心の空虚を持て余す主婦の母・伊余子(中嶋朋子)。そんな大杉一家が、ある日突然、火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒。“美しい星・地球”を救う使命を託される。ひとたび目覚めた彼らは生き生きと奮闘を重ねるが、やがて世間を巻き込む騒動を引き起こして、それぞれに傷ついていく。なぜ、彼らは目覚めたのか。本当に、目覚めたのか―。そんな一家の前に一人の男(佐々木蔵之介)が現れ、地球を救う価値などあるのかと問いかける。その手で“美しい星・地球”を救えると信じた、とある平凡な“宇宙人一家”の悲喜劇。

5/10点!!原作未読です。冒頭のレストランシーンから飛ばしいて、ブラックでシュールな笑いの連続に吹き出してしまいました。何かと不運な家族で(^_^;) リリーさんのベッドシーンと綺麗なお尻・・・皆、亀梨くんのを期待してた筈なのに吉田監督、ハズしませんね〜(笑)原作はお母さんも異星人なんですよね。本作の、お母さんだけ地球視点なのも面白いですが、全員が動き出すみたいなのも面白そうだなぁと思いながら観ていました。あと、異色とはいえ三島なので、原作はこんなに笑いの連続ではなく、不穏な感じなのではないかな?と気になってしまいました。覚醒前のリリーさんは、天気予報士としてメディアに出るには不審過ぎて違和感がありましたが、覚醒してからはイキイキしていて、彼が配役された意味が分かりました(*^▽^*) 佐々木さん演じる謎の秘書と論争を交わすのですが、佐々木さんの言ってることの方が説得力があるし、真っ当に感じました。なので、あの家族の地球での任務とは?地球に人間を残すメリットや将来性に、ある程度、説得力のある答えが欲しかったです。50年以上も前に発表された作品なのに、今観てもけったいな話で問題提起になっているのは、素晴らしいです。人間の愚かしさや愛といった観念は、果たして人間が戦争をし続けるよりも尊いものなのだろうか?と考えざる得ませんでした。今回の橋本愛ちゃんは美少女ver.でした。2017年公開。
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