Windows-XPをまだ使っている人は、このパッチを必ず当ててください。最近猛威をふるっているランサムウェア対策の緊急パッチが含まれていますが、これは
自動ではインストールされません。
【ランサムウェアとは】
そのPCに侵入して、内部のファイルを全部暗号化してしまうソフトです。そして「暗号を解除してほしくば、金を払え」と要求してきます。つまりハードディスクの中身の誘拐身代金要求です。
【金を払うとどうなるのか】
・金を払っても放置される危険があります。
・金を払って暗号化を解除してもらった場合、ほぼ確実に「カモ」のリストに登録されます。そして他のところから、また誘拐されてしまいます。あそこは金を払ってくれるぞ、ということになり、もっとたくさんの犯人から狙われるわけです。
【根本的な対策】
・常日頃からバックアップをとっておくことが大事です。特に重要なデータは数世代のバックアップを保存しておきましょう。
【感染手法】
多くのランサムウエアはメールの添付ファイルを無防備に開いてしまうことから感染します。しかし今回猛威を振るっているWannaCryの場合は、ファイルの共有機能を使用して、メール開封などの操作無しでも感染します。
【緊急パッチ】
Windows XPの場合自動ではインストールされないので、下記のサイトにアクセスして
http://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB4012598
この中からWindows XP SP3用のパッチをダウンロードしてください。
Windows XP SP3 用セキュリティ更新プログラム (KB4012598) カスタム サポート
ダウンロードしたファイルは(今日現在の名前で)次のようになっています。
windowsxp-kb4012598-x86-custom-jpn_1836e8e67fdffb285b730c1476ec1806bc7c5658.exe
これをダブルクリックしてインストールしてください。インストール後は再起動が必要になります。
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