上手い話には裏がある。

■東芝、赤字９５００億円＝監査承認なく暫定発表―社長が会見へ・１７年３月期
(時事通信社 - 05月15日 13:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4572730
米国企業は業績が悪くなると日本企業を巻き込みその負債を減らそうとする。
古くは1970年代に大手商社安宅産業がニューファンドランド・リファイニング・カンパニーカナダ油田精製工場を連帯債務保証したことにより倒産。1990年代初頭には三菱地所がマンハッタンのロックフェラーセンター取得と放棄で数千億の負債を被った。
今回もウエスティンハウスの赤字をそのまま東芝に被せ様としている。米国軍隊の原子力関連を殆ど手がけるWHであるから倒産するはずは無いのだが、永年のWH放漫経営のツケを東芝が払う事になりそうだ。
アングロサクソンやユダヤ人と長い事取引をしていると彼らの金融能力の高さには舌を巻くことが多いが、その中で特に脇の甘い日本人はカモになりやすい。かく云う私も金額は遥かに小さいが、何度か同様の痛い目にあった事があるからである（笑）。彼らは賢く強かである。The bait hides the hook.