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2017年05月13日08:17

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ミクロ関連(各社決算・他)

 11日朝日・読売。トヨタ、2017年3月期決算が5年ぶりに減益となった。18年の利益も1.5兆円と減益となる見通し。連続減益は、同じ基準で比べられる98年以降には前例が無い。

 要因は、円高とトランプ効果で米国販売に黄色信号が点ったこと。

→ 超金融緩和≒円安政策では、効果はこのように脆弱。つまり経済の着火剤にしか使えない。






 11日朝日・読売。ソフトバンク、純益14兆円。1兆円を超えた日本企業は3件目。トヨタ、三菱UFJホールディングに次ぐ。

→ 積極経営だけど東芝のような大失敗が無くここまで来られている。いつまで続くか?はやや疑問だけど。

 でも、画期的に世の中を良い方向に変えた、という企業でもない気がする。どうなんでしょう。
「この会社が無ければ、世の中はこうならなかった」
というのは今の時代、難しいけど、
「この会社が無ければ、時代は5年、遅れていた」
という会社はあり得る(昔のソニーや米アップルなど)。そういう企業でないと尊敬はしづらい。三菱UFJもそうだけどね。トヨタはまだ、生産方式が画期的だったから、多少評価できる(労働者や下請けにとっては良し悪しだけど)。






 13日読売。各社3月期決算。ゼネコン大手全4社が過去最高益を更新。総合商社なども好調で、上場企業は2年ぶりに過去最高益を更新する勢い。

 自動車全7社中、ホンダ・スズキを除く5社は、円高で営業減益。

 一方、賃上げの動きには十分結びついておらず、景気回復の実感には乏しい。

→ アベノミクス第2の矢でゼネコン大儲け。短期的には良いけれど、後々、老朽化した設備の維持や更新(建て替え他)で、国富を増やさないことにお金がかかることになるから、将来的には拙いんだけど。熟練工不足で施工されているから、出来上がったものの質にも不安があるし。

 また、第1の矢の効果が薄れてきているため、自動車5社が減益。ホント、第1・第2の矢は短期的、一時的な措置。
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