固定ガスガン、ルガーmk1続きです。
まずはいつもの初速測定。
134aガスで73m/s±7くらいの感じでした。
冷えてて66くらい、よく温めて80くらい(マルイ0.2gバイオ)
マルイのGBBと比べても少し弱め?くらいですね。音は固定ガスらしく「バツン!バツン!」というような弾けるサウンドです。GBBよりは静かですけれど。
よくドライヤーで温めて50℃〜とか、やる方もいるみたいですがある条件が揃わないと意味ないですから。特に固定ガスはGBBのようにバルブロックとディスコネクトが機構上ないのが普通です。
「ハンマーインパクト、打撃慣性⇔バルブスプリング、内圧」
との勝ち負けバランスでガスが放出される量が変わります。マガジン内高圧で使えるにはそれなりの打撃⇒かなり強いハンマーSPと重いトリガーでないとバルブが叩けず、放出量が減り、初速は下がります。法改正以前の経験です。なので自分は人肌⇒常温〜37℃くらいまでシッカリ温めてどの状況でも問題なければ法的にもOK。(測定の温度条件は20〜35℃です)
分解してみます。
アウターバレルはイモネジ一つ緩めれば抜けます。
次にグリップ背部のレバーを上げて、ハンマーSPハウジングユニットを下に引き抜くとフィールドストリップ可能。
ここまではすぐバラバラに。ハウジングに「1J」と刻印があります。
日本仕様の証でしょうか?トリガーは通常の固定ガスレベル、もしくは軽いと思います。
チャンバーユニット付近。マルシン、MGC的な基本的な構造ですね。
チャンバー、HOP部はマルシンMAXIだと樹脂だったはずです。KJのは金属なのがいいです。(イモネジHOPがバカにならなさそう)
ホップパッキンの出代は台形で不思議な感じ。最初パッキンがなくてイモネジが直接飛び出ているのかとびっくりしましたw
バレル基部、チャンバーユニットも金属。亜鉛合金でしょうか。ガタが少しあったので箱出しグルーピングを見た後にALテープを2枚貼ってガタ取りしました。
箱出し室内グルーピング
10発くらい。サイトインはしてないです。固定ガスだと引きブレもあるので射手が悪いですが、まぁこんなもんでしょう。
さて、ここからはカスタムしていきます。
いきなりサプレッサーを取り付けれるように。電動ガンかなんかのサプレッサーアタッチメントを利用しました。本当はスモーキーズ ガンファクトリーさんの「S.O.G.サイレンサー」かKM企画さんの「CIA サイオニックスサイレンサー」が欲しいのですが、今ではレアアイテムです。入手できないので家にあるものでなんとかします。
いきなり完成w☆
サプレッサーは性能優先でライラクスMODE2のダブルフラット、細身ラバータイプ。これも今では廃盤でしょうか。
サプレッサーアタッチメントの部分はフレーム径と合わなかったので「カレンダーの紙」をキツく巻いて、ツヤ消し黒(グンゼ)で塗装してお手軽に完了。言わなければ「紙」ってわからないでしょw?
消音とガタどり。いつものネオセール。
ボルトの前部にガタがあり、隙間を埋めるように切り抜きます。
フレーム内、チャンバー側へ放り込みます。
あとはムギュっとボルトを入れて元に戻すだけです。ダミーボルトのカタカタと隙間からの音漏れが消えたかな?気持ちの問題ですね。
あとは初速が低いのでちょっとだけ調整しました。
世の中、悪いヤツもいそうなのでヒントはこの写真だけです。基本は全て自己責任です。当方は一切責任を持ちません(テンプレ)
だいたい今時分、低めの温度で74.m/sくらいに。
よく温めます。最大初速は92程度。いい所ですね。暑ければ80ちょいくらい。
これ以上は安全マージンからも望む必要なし。良い感じに調整できました。
最終的に。5発グルーピングとってみました。
ガタ取りが効いているのかと思います。初速UPはあんま関係ないかな。撃った感じは「ボス、ボスっ」といった低い音でとても静かです。外で30m〜離れたら聞こえないでしょうね。
参考)
本家マルシンMAXIのP38ゲシュタポとM92Fです。当時のものでP38はそのまま(改修不要)、M92Fは自分でデチューン済みでまったく問題なし。当時でも92Fで箱出し初速95〜105くらいだったように覚えてます。これらと比べてもKJワークスのmk1はトリガーが「軽い」と言えます。P38がトリガーの形状から一番重く感じます。また、トリガーストロークもKJワークスが一番短く、連射もラクです。
ハッチ、セキトー(日本代理店)を通った最近のmk1は良い感じなのかもしれません。(少し前のKJのmk1はハイパー道楽さんの動画でも「ぷるぷる」震えているほどトリガーが重そうなので。。)
兎に角、安くていい買い物をしました。サバゲーでもお座敷でもちょっとこれはオススメのガスガンだと思います。
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