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2017年05月10日16:44

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【この気持ちは】誰にも渡さない。【ドン】

 この秘めたる想いは。

誰にも渡さない。

途中 何度も誘惑されることもある。

この辺でいいか と妥協しそうになることもある。

あきらめた者には 何も与えられないし得ることが出来ない。

選択を放棄した者は、選択を放棄したなりの結果しか残せないのだ。

だから。

私は 己を害してでも、結果 届かないことになったとしても。





一途でありたいのだ。


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今日は健康診断。

採血をされて もうろうとした意識の中で、この日記を書いている。
もしかしたら ダイイングメッセージになるかもしれない。

デブは一食抜いたら死ぬのだ。

だから、たかだか 数十 CCでも 血液を抜かれたら ピヨるのだ。
ある貴族の血統にあたる 男の記録だ。
その男は高貴が故に その血の気高さ故に 血糖値が貴族なのだ。
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私は 


会社を出るときに 尿意を覚えた。



健康診断の会場である お茶の水までは 道のりおよそ30分。

尿意なるドン。
尿意ドン。


オマエは走り出す。何かに追われるよう。

わーいだ ドン♪鬼コースだドン。
私は この 尿意と共に生きることに決めた。

尿検査があるので、尿意を大事にしなくてはいけない。
再充填までの間 ぼーっとしてるのがばからしいのだ。



途中 あまたの公衆トイレが誘惑してきようとも。
because I love you。
一途でなくてはいけないのだ。

この胸 心 どうでもいいと。(あ、これ誘惑じゃねえや 口唇だった)

一穴主義でなくてはいけないのだ。

グーグルによると
内幸町から、大手町乗り換え でお茶の水が推奨ルート。
新橋駅まで歩くのが面倒だったのでこの提案にのった。

大手町を降りると 丸ノ内線まで  495mと表示が目に入る。


495m?!


まて、さっきの地点で 新橋駅までは300mもなかったぞ。


495mは もはや 別の駅だろう。
歩くのがだるくて 迂回したつもりが 余計 遠回り。
ネガティブが嗤う。
所詮 人々のドラマだ。
あなたさえ あなたさえ わからなくなるほど。

いや まだだ 心をなくすわけにはいかない。

別の駅まで 増え続ける君への想い(尿意)を 抱えて
私は 私と はぐれるわけには いかないから。

永遠を確かに感じた。

お茶の水に着く頃には 小雨が降っていた。
置き忘れたアスファルト 染めていく雨のにおい。

想いが 満ちそうになる。

抱きしめて 頂かなくても 結構 今圧迫したら 口から出る。

人が人であるために。
走れ 俺。 ゴールではセリヌンティウスが 俺を待っているのだ。

「理解不能 推奨:その辺のトイレ」と脳内のPOD153 が語りかけてくる。

そうだろうな。この気持ちは 諸君らには 理解できないことを祈るよ。
人には 時に 非効率でも 大事なことがあるんだ。



とうとう 私のNSCF(自律運動系 近距離戦闘制御)が破損した。
もはや ダッシュやジャンプが出来なくなった。


私はやや内股で 健康診断の受付を。

「では まず 身長体重 聴力検査からお願いします。」と受付のおねーさんが言う。


私は それを 制し、「否、尿検査から 頼もう」と腹から声を出す。
おねーさんが 一瞬 返答に詰まる。

そうだろう ここまで一途な男性をみたことがあるか?
想いを ここまで 高めてきた男を 見たことがあるか?

私は まもなく 人で 無くなる。無くなってしまう。

最期にあったのが 貴女でよかった。
眩しすぎる眩しすぎる時に あなたと出会いたい。


尿検査のコップを渡され。「中間尿で この線のところまでお願いします。」と言う。

そんな少しで いいのか?
この想いは お望みならば ガロン単位で お渡しできるのに。

しかも中間尿 とは なんだ。
期末もあるのか?

よろしい 俺の 想いの程を 中間テストだ。
大切な想い 真っ白なラインで 浮かべて。

愛しすぎた 愛しすぎた 僕がわかるはず。
私は これまでの 道程を振り返りながら 

想いが満ちた。

このAIを 忘れない。







 














ちょっとこぼした。














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