滋賀二題。

今朝早く、湖西線の近江今津駅構内で落書きが見つかったそうです。一昨日には野洲の車両基地でも被害があったようで、位置的には琵琶湖を挟んだ対岸ということになりますが、GWに吹き溜まっていた地元の若者のイタズラ…でしょうか？

■ＪＲ車両また落書き＝スプレー？英語の文字―滋賀
(時事通信社 - 05月07日 13:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4560606

(以下引用)

　７日午前４時２０分ごろ、滋賀県高島市今津町名小路のＪＲ近江今津駅構内で、停車していた列車の車両２両に英語の文字などが落書きされているのを点検中の運転士が見つけた。県警高島署は器物損壊事件として捜査している。

　県内では５日、野洲市のＪＲ車両基地でも同様の落書きが２両で見つかっており、同署は関連を調べる。

　同署によると、落書きされたのは、構内に並んで止まっていた８両編成のいずれも１号車。正面や側面の計３カ所にスプレーのような塗料で英語の文字などが書かれていた。大きなものは縦約１メートル、横約１６メートルにわたっていた。

(以上引用終わり)

湖西線といえば以前には貨物列車に乗り込んだ大学生の不祥事が報じられていたことがありました。京阪神に近く規格が高い割に田舎っぽさも色濃いところが冒険心(？)を掻き立てるのでしょうか、微妙に若気の至りを感じさせる話題が他の路線より目立つ気はします。


さて滋賀ではもう一題、印象的な話題が。信楽高原鐵道で実施されたラッピング…音頭を取ったのは信楽高原鐵道自身ではないようですが…が原作者の許可を取っていないことが明らかになり、その原作者が快く追認を与えたという話題。

キンコン西野、絵本の列車ラッピング無断使用を快諾　「全然オッケーだ!!」「著作権をナアナアにしている」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4555616

(以下引用)

　キングコングの西野亮廣さんが5月2日、滋賀県を走る列車のラッピングに自著「えんとつ町のプペル」が無断使用されていたことを受けて、同作の著作権について「ナアナアにしている」とブログで考えをつづりました。

【拡大画像や他の画像】

　複数のファンから同作のラッピングが施された列車を目撃したとの報告を受けて、無断使用を知ったという西野さん。その後も写真付きの報告が多数届き、マネジャーに確認を取ったものの許可をした事実はなかったそうで、調査の結果、同作の展示「えんとつ町のプペル展in滋賀」の主催者が、独断で地元の鉄道会社にかけ合って展示の宣伝を行っていたことが判明したといます。

　これを受けて西野さんは、「滋賀の主催者にこれだけは言っておく、全然オッケーだ!!」と快諾の姿勢を見せ、「事実、ウチのマネージャー陣がタコみたいに喜んでいる！最高じゃないか!!」「『えんとつ町のプペル』は著作権をナアナアにしている。皆がハッピーになるのなら、それが一番イイ！」と持論を展開しました。

　西野さんは、著作権について以前から同様の姿勢を示しており、漫画「あいまいみー」の作者・ちょぼらうにょぽみさんからキャラクターの使用許可を求められた際も、「どうぞ使ってください」と即答した過去がありました。

※当初「電車」と表記していましたが、正しくは「列車」でした。お詫びして訂正いたします。

(以上引用終わり)

著作権をナアナアにするのがいいことかどうかは判断が分かれそうとして、バンダリズムよりはずっと心暖まる話ですね。それにしても…

>※当初「電車」と表記していましたが、正しくは「列車」でした。お詫びして訂正いたします。

この訂正をするなら社名も書いておかないと整合性を欠く気はします(笑
元記事の方の画像に当該DCと信楽高原鐵道の社名表記がありますね。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1705/02/news088.html

あと蛇足ながらちょろっと書かれている漫画の使用許可を巡る顛末はこんな感じだったとか。鷹揚な対応ってのも楽じゃないですね

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1702/06/news146.html