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2017年05月06日23:59

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長生きとは…。

■夫に食事与えず殺害容疑、73歳女を逮捕 大阪・高槻
(朝日新聞デジタル - 05月06日 21:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4560105

昔「楢山節考」という映画があった。信州の山村が舞台で、とある美しい花嫁が嫁いで来て子を産み育て、やがて月日が流れる。その美しい花嫁も今や七十手前、村の掟で最後は息子に背負われて姥捨山へ捨てられるという悲しい結末だったと記憶してる。この映画、確かカンヌ映画祭に出品され賞を頂いたんじゃなかったかな?

物凄い残酷なお話に思えるけど、今のように老後の福祉など無かった時代の風習だから仕方ない。でもほぼ毎月のように報じられる介護疲れの殺人事件を聞く度に、本当に長生きが良いものなのかと考えてしまう。"長生きして良かった"と思える環境、それは「財力」「家族」「自身の健康」の3条件が有ってこそじゃないかと思わずにいられない。多分自分はどれも上手く行きっこない

現代に姥捨山を復活させろなんて毛頭思いたくもないし、そこまで残酷な人間にはなりたくない。でも介護にはお金も係るし、それを担当する人々の給料も安いまま。親の面倒の為に仕事を辞めてしまい、生活保護も断られて最後は一文無し…なんて話も聞いた事がある。晩婚少子化も悪化の一途であるし、孤独な最期を迎える人がどんどん増えるのではなかろうか。無論他人事ではないし、日本も安楽死法を受け入れべきじゃないか。多分、えらい御身分の先生方に邪魔されて簡単には通らないのだろうがフキダシ

姥捨山とは、極めて効率的な仕組みだったんだろうな…と思わずにいられない、悲しいけど
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