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2017年05月04日13:26

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インバル×ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団 マーラー交響曲8番 「千人の交響曲」

2017/5/1 20:00 ハンブルク エルプフィルハーモニー

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Dirigent: Eliahu Inbal
Sopran (Magna peccatrix): Sarah Wegener
Sopran (Una poenitentium): Jacquelyn Wagner
Sopran (Mater gloriosa): Heather Engebretson
Alt (Mulier samaritana): Daniela Sindram
Alt (Maria aegyptiaca): Dorottya Láng
Tenor (Doctor marianus): Burkhard Fritz
Bariton (Pater ecstaticus): Kartal Karagedik
Bass (Pater profundus): Wilhelm Schwinghammer
Hamburger Alsterspatzen
Staatschor Latvija
Chor der Hamburgischen Staatsoper
Choreinstudierung: Eberhard Friedrich
Philharmonisches Staatsorchester Hamburg
Lichtskulptur: rosalie
ジゼル目当ての遠征旅行、次の日にエルプフィルハーモニーでマーラーの千人を聴いてきました。

エルプフィルハーモニーはハンブルクに今年できたばかりの新しいコンサートホール。コストが想定を大幅に上回り当初の完成予定から大幅に遅れたとか、音響設計にこだわっているとか、日本でも報道されたのをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

この日の公演、当初はハンブルク州立歌劇場管弦楽団のGeneral Music Directorであるケント・ナガノが指揮の予定だったのが体調不良で降板、代打がエリアフ・インバルとなりました。

ホールも曲も、そして指揮者も(ナガノさんも聴きたかったのですがインバルも大好きだし)楽しみだったこの公演、期待に違わぬものでした。途中まではインバルの熱い指揮についてくのに必死に見えたオケも最後三分の一くらいから一気にまとまって感動的な幕切れ。この曲聴くと、絶対最後は泣いちゃうんだよなあ…合唱の、人の心を動かす力は凄いと思う。その合唱ですが、日本のそれより存在感が大きくて圧倒的な迫力でした!

さて音響ですが、マーラー千人じゃよくわからない、というのが正直な感想。合唱が客席に入ってましたし、演出のために設置されていた照明板もマイナスに働いていたように思います。最初の方で合唱が濁って聞こえたのはあの板のせいではないかな。完成前に見た座席の配置からミューザに似てるのではと勝手に思っていたのですが、ミューザのように音が上に登る感じはなかった。音響設計はサントリーホールと同じ会社のようなので、あそこに近いのかも。

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ホール内外は、床に木を使った温かみのある空間になっています。随所に有機的な曲線が使われているデザインもとても素敵!また、ホール入り口のプラザといわれるスペースの一部は建物の周囲をぐるっと360度めぐる展望台になっています。コンサートのチケットでこの展望台にも入れます。

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ただ、何分にも高層階にあるコンサートホールなので、1階のエントランスからホールの自席にたどり着くまで物凄く時間がかかる!階段もたくさんありますし、ギリギリ駆け込みは御法度だろうなあ。

ハンブルクの新しいランドマークのエルプフィルハーモニー、また訪れてみたいです。

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