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2017年05月04日01:32

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横浜帷子川散歩オフ

土曜日は東京再発見の横浜・帷子川を歩くオフに参加してきました。
朝は9時に相鉄線天王町駅集合でしたが、利用する機会が非常に少ないだけに、1年以上ぶりに乗った気がします。
相鉄は、最近の車両はJRのものと共通設計になっていて個性が大幅に薄れてしまいましたが、以前は電車では珍しいパワーウィンドウだったり他社があまり採用しないメカニズムをやたらと使っていて、そのため少し古めの車両では独特の走行音や乗り心地なのが面白いです。また、20年くらい前までに製造された車両の一部にはクロスシート設置車もあります。できればそういうのに乗りたいと思っていたら、運よくそれが来ました。
また、「一部車両に相鉄のイメージキャラクターのそうにゃんの吊革がある」と聞いていたのですが、乗った車両にもありました。ただ、見ているとこの吊革の設置車両は結構多くて決してレアではなく、帰りに乗った電車にも隣の車両にも設置されていました。
横浜から4駅目の天王町で下車。この先の星川方面高架化などに伴う改良工事で今後リニューアルされるそうですが、昭和の面影が色濃く残る古風な駅でした。
9時に駅をスタートし、まずは駅前の公園にある帷子川旧流路跡の旧帷子橋(新町橋)跡と旧東海道を見ました。
その後は、駅真下を横切る旧東海道を進んで、昭和39年(1964年)に現在の流路に変更になった帷子川に架かる帷子橋を渡って、青面金剛庚申塔などがある橘樹神社、保土ヶ谷宿の江戸方見附跡を見ました。ここが保土ヶ谷宿の江戸方の入口で、現在のJR保土ヶ谷駅方面へと続いています。
次いで、八王子街道(国道16号線)を渡って「ハマのアメ横」とも呼ばれる洪福寺松原商店街に入りました。アメ横に比べてゆったりした印象ですが、やはり賑わっていて、段ボールを畳む暇がないという理由でテント屋根に段ボールが積み上がった店があったり、野菜などの苗木を売っていて江戸東京野菜の寺島茄子の苗が80円で売っている店があったのが印象的でした。
商店街を抜けた後は延命地蔵に立ち寄り、再び八王子街道を渡って天王町団地の横を通過。各階同じ造りになっていない面白い外観の棟があったのですが、昔一時期流行っていたらしいメゾネットタイプの部屋のある棟なのかもしれません。
その後は、古町橋と相鉄の踏切を渡って、旧古町橋跡、保土ヶ谷遊郭跡、古東海道と相州道の交差地点にある庚申塔を通過して神明社に立ち寄りました。ここは、自分の体の悪いところを人の形をしたお札に書いて水に流す清流人形流しがあったり、様々な小さな神社も合祀されています。
次いで神社の裏に回り、かつて存在した大日本麦酒の工場に使う湧水へと通じるビール坂を下から見ましたが、ここにリスがいるのを目撃。近くに緑地はあるけどほぼ住宅街なので、まさかこんなところで見かけるとは思いませんでした。
次いで、その大日本麦酒→日本硝子工場跡に作られた横浜ビジネスパークを通過。中庭にモニュメントや池がある独特の景観から、ロケなどにもよく使われるそうです。

フォト

その後は、常盤橋と愛染橋に行きました。この橋の間は隣接する天王町スカイハイツ上部から鯉のぼりが対岸へと渡されていて、ちょうど今の時期はそれを見て楽しむことができます。
この先は川沿いを歩き、親水護岸が整備されている川辺公園、柳橋と進んでから、現在はマンションや公園などになっている富士瓦斯紡績工場跡一帯、現在は小学校となっている旧県農事試験場跡付近を通過しました。現在のじゃがいもの最大の産地は北海道ですが、栽培方法の研究や改良で全国に広がるきっかけを作ったのは、実はここにあった農事試験場だそうです。
次いで、峰岡公園を経由して峰坂及び峰坂の碑、峯稲荷神社を見ました。峯稲荷の横には蔵もありました。
峰(峯)の名称は、この辺りの地名が「大字帷子小字峰」だったことに由来するものだそうで、ここでふと気になったのですが、同じ横浜市内で磯子区にも峰という地名があるほか、だいぶ離れた場所ですが、埼玉県川口市にも峯という地名(及び峯八幡宮)があり、いずれも高台の上り口で地形がよく似ています。
次いで、末廣大明神を見てから保土ヶ谷区役所を通過して、保土ヶ谷下橋を渡って星川駅に到着。
11時頃でしたが、この先は食事ができる場所が見つけにくくなることが予想されたので、少し早めですが昼食にし、駅ビル内の一品香という中華料理店に入り五目うまにそばを食べました。
私たちが入ったことで混雑してしまいましたが、店の人が「時間かかりますよ」と説明していたのが印象的でした。ただ散々待たせる店もよくありますが、最初から時間かかりますよときっぱり言ってしまうのは、非常に潔い対応ですね。
食後は、まず法性寺に向かいました。高台にあるため長い階段があり、これを登りましたが、かなりの高低差がある場所です。

フォト

次いで、法性寺横のツツジやフジがきれいな坂を上がって星川杉山神社に行きました。「杉山神社」は他ではあまり聞かない名前ですが、鶴見川や帷子川の水系に集中して存在し、全国の杉山神社のほとんどが横浜市内ないし近隣にあります。
杉山神社をしばらく見た後は明神台団地を抜けて、保土ヶ谷公園との間にある銀杏坂を通りました。銀杏並木ということで近年に公募で名付けられたとのことですが、水戸と仙台にも同名の銀杏坂があることを思い出しました。
保土ヶ谷公園にはサッカー場がありますが、ちょうど試合中だったようで、応援の歓声が杉山神社まで聞こえるほど響き渡っていました。どこの試合かと思って調べたのですが、Jリーグではなかったようですね。
その後は一周して杉山神社付近まで戻った後に、ランドマークタワー方面も一望できる住宅街の中の坂を下りましたが、ここで第一猫発見。離れた場所から撮りましたが、残念ながら近づくことはできませんでした。
坂を下りた後は線路と星川橋を渡って水道道に出て、宮川橋(すみれウォーク)で再び帷子川を渡って星川中央公園に立ち寄りました。
水道道とは、津久井湖から野毛山まで続く送水管が埋設されている道路で、その建設の際のトロッコの軌道跡がそのまま道路として整備されたそうです。この宮川橋の横で送水管が地上に出ていました。軌道跡は大部分が道路になりましたが、場所によってはレールが残っているところもあるそうなので、機会があれば訪れてみたいです。
ここから横浜新道と交差する場所まで川沿いを歩き、川田橋、星和橋、横浜新道と進み、横浜新道沿いの和田杉山神社に立ち寄りました。星川杉山神社に比べるとかなり小規模ですが、八王子・大山道の道標、庚申塔などがありました。
その後は、八王子街道(国道16号線)を渡って階段のレンガ坂を登りました。これは水道管を埋設する際に階段を煉瓦でつくったことに由来する名称だそうで、周辺のマンション等もレンガ坂の名前を冠したものが多いです。かなり長い坂なので疲れましたが、坂の上から眺める景色はよく、登り切った後の達成感を味わえるのがいいです。
次いで、陸橋の桜道橋を渡って常盤公園に立ち寄りました。横浜有数の大地主の岡野家の別荘だった場所だそうで、昭和に入ってから市が買収して公園にしたそうです。また、途中に個人的に気になる洋菓子店がありましたが、そのまま通過となってしまいました。
その後は、高低差37mのなかよし坂を下りましたが、保土ヶ谷区2番目の急な階段とのことで、上りではなかったのが幸いです。階段の蹴込みに坂沿いの小学校の児童による絵が描かれています。
その後は、六地蔵などのある真福寺と隣の和田稲荷神社に行きました。ともに源頼朝の家臣・和田義盛の建立と言われていて、それからここの地名も和田になったと言われています。真福寺は本堂内も見学できました。
その後は、八王子街道を再び渡って川沿いに戻り、和田町駅前の和田橋、和田地蔵を見ました。これは阿弥陀像の庚申塔で小さなお堂ですが、毎年8月には商店街を上げて盛大に祭りが行われているそうです。
また、この付近では川沿いの家の隙間に意味深な細長い空き地や溝があり、旧流路か水路跡と思われます。今回は場所が場所だけにそういう道や空き地が他にも数ヶ所にありました。
そして、この界隈はかつて「楽天地」と呼ばれる赤線地帯だったそうですが、今はごく普通の住宅街でその面影は残っていなく、電柱に「楽天地支7」と書かれたNTTのプレートが辛うじて残るのみです。
次いで、毎週土曜にウィンナーの工場直売をやっていて行列ができるという日本ウィンナーと工場前の名前のない橋を通りました。土曜ということでちょうど直売開催日のはずでしたが、人の気配がなかったので既に完売したのかもしれません。
その後は、江戸時代の八王子往還改修の記念碑である和田町道橋改修碑を見てから、宮崎橋と線路下の地下道を渡って線路の反対側に出ました。
宮崎橋にはかつては踏切があったそうですが、渋滞が悪化したので、線路を越える車道は陸橋にし、歩道は地下道になりました。
線路を渡ると仏向町の石塔がありますが、ここは元々仏向杉山神社だったそうです。道路工事に伴い神社が移動せざるを得なくなりましたが、3つの石塔だけはここに残されたそうで、それぞれ観音庚申塔、斎上地神塔、出羽三山供養塔だそうです。
その後はコンビニで休憩後に、境内に湧水がある正福院に行き、仏向原坂、銭湯の黄金湯前を通って、道路工事で移動した仏向杉山神社に行きました。
黄金湯前には坂の上のほうからドブ板の道が続いていましたが、今回はルート外なのでそちらには行っていません。また、杉山神社に行く途中で今回2匹目の猫を発見したのと、途中にガラスが割れてなくなっている&ぼっとん便所の煙突が倒れかかっている凄い廃墟がありました。
杉山神社は平成に入ってからの遷座なので比較的きれいですが、狛犬などは昔のものをそのまま使っているようでした。また、瓦をよく見たら他の杉山神社と同じ三本杉の紋がついていました。

フォト

ここからは、帷子川の対岸の斜面に建つ巨大マンション「ルネ上星川」がよく見えました。時間があればこのそばまで行く予定になっていましたが、今回は時間の都合により省略となっています。斜面に建つので移動はケーブルカーのような斜行エレベーターによって行われるそうです。住民でない限り内部を見ることはできませんが、取材で撮った写真が掲載されたホームページによると斜面に無数の部屋が並ぶ光景や階段からの風景はエーゲ海かトルコのカッパドキアのようだと書いていて、確かに異国情緒を感じました。
その後は、上星川駅前にある捺染業が盛んだった地域に架かる光栄橋、満天の湯、両郡橋と進みました。両郡橋は、橘樹郡坂本村と都築郡上星川村の境であることから名付けられた名前です。
橋の真上は東海道貨物線の高架がありますが、完全に覆われていて中を走る列車は見えません。浦和付近にある武蔵野貨物線の武蔵野線と東北本線の連絡路などもそうですが、貨物線は夜中も列車が行き来するので騒音対策のためなのか、地上部も完全にコンクリートの箱型のシェルターで覆われていることが多いですね。貨物線を東京方面に進むと横浜羽沢貨物駅があり、ここから相鉄の西谷駅までの区間で相鉄に直通する新線が建設中です。
その後は稲荷橋を渡って、川島小学校発祥の地(川嶋学舎)の碑がある隋流院に立ち寄りました。ここは芝桜やハナミズキがきれいでした。
ここからしばらく川沿いを歩き、川島橋、かるがも橋と進みました。この辺りは川底にはるか昔の海底だった頃(?)のものと思われる岩盤がよく見えるのが印象的でした。
かるがも橋の真上は横浜環状2号線の陣ヶ下高架橋が通っています。一見普通の高架橋なのですが、日照を妨げないように上下線の間に隙間を設けたり、景観に配慮したデザインにしてあるのが特徴です。
この先は帷子川を離れて、支流の市沢川と陣ヶ下渓谷に進みました。市沢川はかるがも橋の真下で分岐していて、分岐点から数百mは住宅街の中を流れてドブのようなコンクリートの壁で覆われた川なのですが、住宅街を離れるとすぐに陣ヶ下渓谷公園に入り自然の川の風景になりました。ちなみに、横浜では現在唯一「渓谷」と呼ばれる場所だそうです。

フォト

スギやヒノキの下にシダ類が沢山自生しているほか、夏にはホタルも見られるそうです。あと、ヘビイチゴの花が沢山咲いているのを見ました。子供の頃は近所に沢山あり、毒イチゴと言われていたので誰も食べた者はいませんでしたが、味がなくてまずいから食用に適さないだけで、別に食べても大丈夫だそうです。住宅街から外れてすぐの場所なのに自然が広がっているのは意外な光景でした。
陣ヶ下渓谷を見終えた後は、来た道を戻り上星川駅に向かいました。途中の川島橋付近で、入口に日本国旗とイギリス国旗が並んだ「ビートルズスクエア」と書かれた建物があり、気になっている人が多かったので調べてみたのですが、てっきり店かと思ったらマンションでした。しかも、なかなか洒落た内装なのに家賃が安めだったのでびっくり。ただし家賃が安いだけにあまり広くはないようですね。
同じ道沿いにある上星川団地は、おそらく築40年以上と思われる古い団地で、ビートルズスクエアとは全く趣が異なる渋い味のある雰囲気でしたね。
街歩きのほうは上星川駅で解散となり、打ち上げ参加者は電車で天王町に移動。改札前には昔の上星川駅の写真が展示されていましたが、かつては木造の小さな駅舎だったのですね。
また、「相鉄ストーリー」という相鉄のPR動画が公開されているようですが、イメージキャラクターのそうにゃんの実写版がいたとは知りませんでした。実写版は茶トラの猫なのですね。
乗った電車は相鉄で今のところ最古参の7000系でしたが、JRや東急への直通に合わせてDQNのミニバンみたいだと言われているデザインの新型車両(ワゴンRスティングレーとかアルファードと呼んでいる人がいました)が登場するそうで、これが登場したら真っ先に置き換えの対象でしょう。
天王町で下車して、馬刺し食べ放題の店「うま処櫻」に入店。まずはビールで乾杯して、馬刺し、馬肉ユッケ、馬肉入りサラダ、煮込みなど色々注文しました。一度に注文できる数に制限があったりとルールが少々分かりづらかったりもしましたが、4000円でこれだけのものが食べられるのはなかなかないでしょう。5000円、6000円コースだとさらに選べる幅が広がるそうなので、お金に余裕があればそういうのも食べてみたいところです。
店内のTVで巨人×ヤクルト戦(神宮球場)をやっていたのですが、途中に雨で中断していました。傘を忘れてしまったのでこれはやばいと思っていたのですが、幸いにも降られることはなかったです。
帰りは時間に少々余裕があったので、相鉄の横浜駅構内を色々と観察してから帰りました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40524840.html
(2)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40525468.html
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