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2017年04月30日22:37

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蒼き地獄に堕ちた勇者ども38:盲人俠客、居合切り。最強の逆手剣・座頭市!(其の四)



あたしゃ斬りたくねェんだ。道、空けておくんなさいな…
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「座頭市 二段斬り」
旅の途中、10年前に世話になった按摩の師匠・彦の市に挨拶しようと麻布橋に立ち寄った市。しかし彦は何者かに殺害され、その娘・おさえは女郎に身を落としていた。彦は検校の位を取るため地元の親分・辰五郎から100両を受け取り、このカネを持って歩いているところを襲われたのだ。真相を掴むため辰五郎に接近する市だが…

特にヒネリや変化球もない一遍ですが、市のノスタルジーはよく描けているし、殺陣も賭場シーンもしっかりあるし、三木のり平のユーモアも笑えるし、普通に面白い。座頭市ビギナーにはオススメの一本。あと、加藤武も若くてカッコよい。

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「座頭市 逆手斬り」
下倉…モグリの賭場で捕まった市。50叩きの刑で放免されたが、牢で同房になった島三という男に頼まれた件で動くことになる。島三は火付押込みの罪で捕縛されたが、本人は全くの無実だという。そこで市に無実を証明してくれる兄貴分に言伝を頼んできたのだ。しかしその道中で知り合った僧衣の男がニセ座頭市を騙り始め…

詐欺師役で藤山寛美が好演。ニセ座頭市も↓
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なかなか堂に行ってます。


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「座頭市地獄旅」
江ノ島に向かう船中で将棋を指す浪人・十文字と親しくなった市。しかし船を下りた途端、賭博トラブルで現地の馬入一家に襲われてしまい、格闘の巻き添えで無関係の子供を怪我させてしまう。その子の高価な薬を手に入れるため奔走する市。そして箱根の湯治場へ連れていってやるのだが、そこでとある武家の使用人が殺される事件に遭遇し…


子供で泣かせる〈反則〉な一編。さらに十文字役の成田三樹夫がメチャメチャ格好いい!今で言ったらディーン・フジオカ級ですよ↓
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山本学も藤岡琢也も出ていて、役者陣だけ見てても楽しいです。
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