【映画】　レゴバットマン ザ・ムービー　【☆3.6】

※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【レゴバットマン ザ・ムービー】 (Theatre)
2017年
総合評価 3.6 → ☆3.6

「シナリオ」 (1.0) … 4 → 4
「演出全般」 (1.2) … 4 → 4.8
「心理効果」 (1.5) … 3 → 4.5
「視覚効果」 (1.1) … 4 → 4.4
「音響効果」 (0.9) … 4 → 3.6
「教養/啓発」 (0.8) … 3 → 2.4
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 4 → 3.2
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【ストーリー】
バットマンがジョーカーにストーカーされてゴッサムシティがヤバい。
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≪キーワード≫
アメリカ　デンマーク　CGアニメ

【魅力】
・映像
・バットマンオマージュ＆パロディ
・やり過ぎ感

【不満】
・笑いのセンスがイマイチ
・パロディがしつこい
・長い

【印象に残ったシーン・台詞】
グレムリン登場
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【少し突っ込んだ感想】
レゴシリーズに基本ハズレは無いけど、この作品に関しては期待に反するテイストだった。
バットマンは今迄観たレゴ作品でも９割登場するぐらい弄られてるキャラだけど、どれもセンスがあって非常に魅力的だった。この作品に関してはその魅力的なバットマンを2時間近く、非常に密度の濃い内容で弄り倒す事で、面白さを通り越して食傷気味になるのは予想外の体験だった。

おそらく、コアなバットマンファンであるほど楽しめる内容だとは思うけど、その点この作品は矛盾を抱えていると思う。要するに、そこまでバットマンを愛する層は主におっさん以上の世代になるのだけど、この作品の心理効果は、レゴという玩具を意識してか主に幼児向けのそれだったので、おそらく、おっさんも子供も中途半端に楽しめるものの、この作品の魅力を100％汲み取ることは難しいだろう。

他作品の悪役を引っ張ってくる設定は絶賛したいけど、そこまでするならジャスティスリーグ総動員させて欲しかった。あの４人で撃退できてしまっては、他の作品の設定とイマイチ折り合わないし緊迫感もない。せめてリーグのメンバーが参戦できない理由を説得力ある形で演出するべきだった。

まあ、簡潔に言えば、この映画はバットマンをパロディするための映画であって、その部分に関しては他の追随は許さないだろうけど、面白さが二の次になっているか、監督のセンスがイマイチなのかのどちらか。

他のレゴ作品に関しては、まず面白さが最優先で、そのスパイスとしてアメコミのキャラやレゴの魅力をバランス良く織り交ぜているように思える。


【蛇足】
字幕で観たから悪評高い小島よしおの声は聞けなかったけど、それ以前にこの作品のロビンのキャラに魅力を感じなかった。他のレゴ作品のロビンは魅力的だけど！
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