おやま思川ざくらマラソン

4月9日に、おやま思川ざくらマラソンの30kmに出た。
青梅マラソン以外の30kmの大会に出るのは初めて
なのでワクワクしていた。コースは平坦だと聞いていたから、
青梅マラソンよりは走りやすそうな気はしていた。始発の
電車で小山駅まで行き、そこからシャトルバスで会場に
向かった。

天気予報は雨になっていたが、スタート前はまだ降って
いなくて、このままゴールするまで降らなければいい
なあと願っていた。体育館の中で着替えたり、荷物を
預かってもらえるのは、結局雨が降ったのでとても助かった。
体育館の入り口やスタート地点からも桜が見え、多少
リラックスできた。2時間20分以内でゴールできたら
いいなあと考えつつ、前方からスタートした。

最初は少し混雑し、2kmを通過した時点で、9分29秒
かかった。殆ど川沿いを走っていたが、ゴールするまで、
殆ど途切れなく菜の花が見られた。数か所で菜の花の絨毯に
遭遇した時は結構感激した。満開のソメイヨシノは
ぽちぽちと見られたが、思川桜はまだ蕾が出たばかりと
いう感じで、タイミングが悪いと感じた。なので、
おやま思川菜の花マラソンという名称の方がぴったりかもと
思ってしまった。

走り始めて30分後に雨が降り始め、段々と降りが強くなった
のは参った。ポンチョを羽織って走ったため、ウエアが
ずぶ濡れにならずにすみ、体がそこまで冷えなかったので、
羽織って正解だった。それでも、1時間以上雨に当たって
いたら、少しずつ寒いと感じてきた。雨が良いアイシングと
なったのか、途中で脚が痛くならずに完走できた。

中間地点を1時間7分41秒で通過した。この調子で走り
続けられたら、2時20分以内でゴールできるかもと期待
した。雨のせいか、尿意を催すのが普段より早く、後半で
2回もトイレに駆け込んだのはなんか悔しかった。これが
なければ、2時間15分以内でゴールできたかもしれない。
でかい水たまりが何か所もできていたが、どうせもう
濡れているんだからと、水たまりの中を平然と走っていた。
エイドで、バナナ一本が配布されていて一本貰ったが、
結構美味しくて、雨の中を走り続けて下がりそうな
モチベーション回復した。

20kmを通過した時点で、1時間31分32秒で、目標達成は
できそうな雰囲気だった。しかし、疲れも溜まり、
この後数キロはキロ4分50秒程のペースに落ち、なんとなく
焦っていた。それでも、最後の2kmは踏ん張って、
キロ4分15秒程のペースで走った。結局、2時間18分
30秒で完走した。ゴール後に、いつもみたいに、
その場で完走証を貰ったが、傘を所有していなくて、体育館に
戻るまでに完走証が少し濡れてしまったので後悔した。
着替えてから、温かい小山うどんの無料サービスを受けたが、
体がポカポカし、雨の日には有難いサービスだった。

雨も止み、休日おでかけパスを購入していたので、大会で
疲れているというのに、日本五大桜の石戸蒲桜を見たくて、
埼玉県の北本駅に出向いた。北本駅からバスに乗り、
終点から徒歩約10分で到着した。石戸蒲桜目当ての
観光客を結構見かけたが、みんな満開の石戸蒲桜を見て感動
していた。雨の中で大変なレースだったが、菜の花や
桜が眺められる素敵なコースを走れたのは嬉しかったし、
石戸蒲桜を見たりと観光も充分楽しめたので、有意義な
1日だった。

ゴール地点の風景・小山うどん・石戸蒲桜の写真を載せておく。