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2017年04月23日18:42

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国の宝と日本人の心

国の宝とは、人の心。
聖徳太子は和をもって貴しとなすと十七条憲法の最初に書きましたが、まさしく国の宝とは人の心だと最近つくづく感じます。

今日(2017-04-23)の読売新聞に「ペルー遠い治安改善 日本大使公邸事件20年 根深い貧富の差」との記事が載りましたが、世界の実相としては20年という時間が経とうと治安・貧富の差が改善しない国が多々あるのです。

日本は戦後焼け野原にされた中から19年後には東京オリンピックを開くまでに回復し、高度成長期を迎えました。

そこには日本人本来の宗教観、取り組むすべてのもの(仕事・趣味等々その人にとって重きを置くもの全て)は、極めれば宗教の修行と同じで神さんに近付く道だとの思想に加え、戦争には負けたが、経済で負けるものかと生き残った先人たちの今では、ワーカーホリックといわれる様な懸命な働きが有ったからです。

今朝見たNHKの番組で、九州・国東市の田舎集落で80代のお婆さんが自分の田んぼ以外の下の田んぼの為にもと、田んぼの水路堀をしている姿を見ました。
昔、私もある兵庫の田舎で話した80半ばのお婆さんが、畑に寝っ転がって手の届く範囲の草を取ると又起き上がって違う所に寝っ転がって草取りするのを見て深く感じ入った事を思い出しました。

以前、経済評論家の三橋氏の国の富とはお金の有りなしでは無く、何が出来るか(作れるか)といった趣旨の動画を見たことが有ります。
自分ができることを地道にでもおこなっていき、高めていく、そうした人々の心が日本を復興させ、支えてきたのだと今朝は考えさせられました。
そう考える中、今のマスコミや政府がプレミアムフライデーだなんだと無理矢理浮かれさせようとする風潮にひどく憂慮を感じます。

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