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2017年04月19日15:59

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運の研究−伊福部隆彦

この本を息子が
県立図書館から借りてきた
この人はうちの町の人だったである

知らなかった・・
うちの町に伊福部さんがいたなんて
それも9代目だなんて・・・。


三輪明神の神官の家柄だそうだ

さて・・「ゴジラ」「シン・ゴジラ」も伊福部昭さん作曲である
どう繋がるのか?
こちらは宇部神社の神官の家だったが明治以後は北海道へ移った


「運の研究」
明治生まれの人が書いた本なのに
今必要な本である
きっと当時は分かって貰えなかったかも知れない



我らの運命は合理的な社会関係で在り、
自己の努力によって自由になるところのもの
また自由になすべきもの

これを知るのは20代30代なら大いによろしい。

60代に至っては晚きの憾あり。80代に至っては
天才にあらざれば既に実践に応用する事、難しと言わねばなるまい。



運・鈍・根は人生成功の三代原理

運というのは別の言葉で言えば、
ひとつにまとまった生活状態

ひとつにまとまった生活状態が形成されるには
どのくらい時間が必要か?

三年である
それが壊れてしまうのには3年かかる
そこで、運の最短なものは6年である。

6年運の上に5年上昇、5年下降の10年運があり
10年上昇、10年下降の20年運がある

人は生涯に一度は持つ運

変化を望むときは運の底をついているときである。


鈍とは親しまれる徳である
人と交わらずに成功することはない
利ければ人は用心するし、敬遠されるが
相手が鈍だと思うと敬遠することはない
故に人と深く交われる


根とは努力の永続である
草木の生長に通じる努力である
知能技術と信用が、根によってもたらしむる


但し人を成功させるには、これらとともに

根底的に必要なものがある

それは人のもっている「生きる力」である




なんら今読んでも遜色がなかったりすると思う
「生きる力」ってもう10年ほど文科省が言っているじゃない?


学校で優等生であっても社会で成功するとは限らない

学校では勉強しなかったけど成功した人が、
社会に出てから学校の勉強したのではないってことだ

これは学校と社会の間に根本的に違うものがあるからだ
これが「生きる力」である

この本では既に当時の学校教育の根本的な欠陥を指摘している

日本に於いては学校教育は実社会では役立たない
但し、役立たないが棒給を得るには役立つ


「生きる力」って
具体的にはよく分からないで使われてない?
どんな力よ?

ここでは音声だと言っている
生命力の溢れた声を出すこと!
言葉をはっきりとすること、語尾の不明瞭を無くすこと
態度をきびきびすること
和顔で人と接すること


よりよく生きたいと思うことが人間生命の本質である


約束の厳守
厳守の疑わしきものは正直に告白すること!
それも誠意を持った告白であるべき

他いろいろあるが
なかなか納得がいった


古い本で
当時は300円だ

ぼろぼろだったわ・・・



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