「 嫌いは知らぬの唐名」と申します。
嫌いなのではなく、まだよく知らないだけ、という。
小さい頃に図書館や本屋、町のスーパーでも構いません、子供向けの絵本や図鑑、ヒーローのフィルムブックなどを見て
『わー、かっこいい!』
『わー、きれい!』
『たのしい!』
と思ったことがあれば(字のない本でも良い)。
本で
「うれしい」「たのしい」
と思えることを『知って』おけば、本当に嫌いにはならないと思います。
「本=楽しい」という経験をしていない、または足りていないと、「『読書』とは、大人に読みたくないものをムリヤリ読まされるものだ」という『誤解』をしてしまうのだと思います。
読書が嫌という人は、本当は
「本が嫌い」
なのではなく、
「『しなければならない』が嫌い」
なだけではないでしょうか?
読書は『しなければならない』? うっせーな、みたいな。
『読まされる本』は「読書」ではなく、ただの「課題」です。
大人はひまなんだなぁ、とでも思って、付き合ってあげて下さい。
(そしてついでに、「大人はみんな子どもだった」ことを思い出してくれたら最高ですが、まぁそこまでゼイタクは申しません.)
読書は「しなければならない」ものではありません。
しないと損はしますが。
私の立場(学校のセンセイ)で言うのもなんですが、『読書』はラノベでも、アイドルのエッセイでも、スポーツの専門書でもいい。好きなものを読むのがいいです。
「文字だけの本を読みなさい」と言われたら、アイドルやアーティスト、アニメや、某ネズミの国関係の文字だけの本、たくさんあります。
『新書』という奴です。小説より親しみがないかもしれませんが、なかなか気さくな奴です。
(あと、新書を読んでいる、ってちょっとかっこいいです。周りから頭良さそうなイメージを持たれます。)
文字だけ眺めていたって「読んだ」ことにはなりません。読みながら「楽しんだり、考えたり」することが読書の中身です。
だから、心を殺してまで「推薦図書」をムリヤリ読む前に、好きなものに関する本、いっぱい読んだらいい。
そうして、本と少しだけ長く一緒にいれば、興味の無い分野の本だって………まぁ好きにはなりませんが、まあまあ悪い奴ではないな、くらいには思えるようになります。
読書が嫌いな方。
あなたはまだ、『彼』のことを、よく知らないだけです。
『読書』は神様でも天使でも聖人でもありませんし、色んな事を教えてくれますが、強制はしてきません。
話してみると、案外いい奴ですよ。
(ただし、善人ではありませんが。しかしそこが『彼』の良いところです。)
読書離れ進行「なぜ読書をしなければいけないの?」への回答
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4531740
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