春、真っ盛り。
今年の東京の桜は長期に楽しめているのです。
暖かい日の次の日が突然寒くなったりで
桜の花もおおあわて。
急いで咲くものやら、まだ早いと思って遅く
咲くものやら。
おかげで人間の皆様にとっては嬉しいことで
ありました。
昨年は一気に咲いてあっという間に散ってしまいましたから。
今日は強風が吹いたので、きっとあちこちに桜の花びらが
舞ったことでしょう。
かくいう僕も風のやんだ頃に散歩をしてみました。
案の定、道いっぱいに花びらが絵を描いていました。
でも、がんばって散っていない花もあり、さくらの木の
緑の葉っぱとのコントラストがそれなりに「美」でした。
・・・・日本人は桜に心を奪われます。
そうそう、僕のわずかな百人一首の知識から・・
紀貫之は桜の散っていくさまを見て
「桜の花は散りゆくさまも、地に落ちても美しい。
私もそうありたい」と前向きに感じ、
藤原公経は「あっという間に花びらが散ってしまった。
わしの命も同じか〜」となげいたとか。
さて、皆様はどう感じられるのでしょうか。
桜前線はこれから関東からみちのくの地にむかいます。
美しさで、皆様をやさしい笑顔にするために・・・
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