航空業界が過剰予約を擁護

席が足らないんだから誰かが降りねばならんのはしょうがない。
海外のニュースを見ても「飛行機から強制退去をさせられにくくする方法」を紹介してるものはあっても、退去しなかったアジア人を弁護してるものはない。
アメリカでは年間に４０万人以上が航空会社の勝手な過剰予約の犠牲になって、せっかく買ったチケットで飛行機に乗れないということが起こって交換条件に辛抱させらているのに、このアジア人だけが降りるのは嫌だと大騒ぎしたのが今回のニュースの本質。

日本のホテルでも部屋のオーバーブッキングで「予約したのに部屋がない」ということはいくらでもある。
ホテル側は必ず数％のキャンセルがあることが判っているのだから、そこを見込んで多めに予約を受け付ける。
経営のために、１００％を超えないように限りなく１００％に近づける努力をする。
それで１００％を越えてしまった時には、お客に謝って近隣のホテルに移ってもらうしかないのだ。
お客に我慢してもらうほかはない。

そんな時にお客がホテル側に無限の謝罪と賠償を求めたらどうなるか。
アジアにはそれを当たり前だと思ってる人がいるようだけれど。

>航空業界が過剰予約を擁護、ユナイテッドの強制退去問題受け
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4527779