【時評】民進党が分裂するなら、連合と自治労も分裂する

民進党の分裂が進んでいる。
支持母体である連合との関係が怪しくなれば、連合系の議員が離れていくのは当然。

連合は脱原発に反対。
連合内の電力労連は原発再稼働を望んでいる。
しかも労働者の賃上げに熱心なのは自民党。
蓮舫民進党は、支持母体である連合と連携する意思を見せない。
これでは見離されて当然。
今後も連合系議員の離党がつづくだろう。

民進党と共産党との協力は、連合内の自治労は容認している。
だから連合から自治労が離れる可能性もある。
とはいえ、自治労が森友事件の追及を望んでいるとも思えない。
公務員の不祥事にもつながりかねない事件だからだ。

蓮舫民進党はパフォーマンスばかりで、支持母体との意思疎通ができていない。
メディアでの露出を望む風議員と、連合の組織票を求めている議員とでは、政策も異なる。

連合から自治労が抜ければ、民間企業の労働者主体の政党が誕生するかもしれない。
そのほうがスッキリすると思う。
策士はいないのか？

■民進・細野代表代行が辞任＝蓮舫執行部に打撃
(時事通信社 - 04月13日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4525940