NHK杯囲碁トーナメント、また新しいシーズンが始まりました。
まだ一度も見たことない新人がトーナメントに名前を連ねたり久しぶりの登場する
ベテランがいたりと楽しみです。
開幕戦、、、本木七段と王メイエン九段でした。
この本木七段、昨年、強烈な印象を残しました。
昨年のデビュー戦、清成九段にみごとな切れ技でしとめました。
実力者の蘇陽国さんにも勝利、、、
実は本木七段はほんの数年前まで、このNHK杯囲碁トーナメントで秒読み係を
していました。
その後、数年で秒読み係から出場者で活躍しているのですから、すごい。
今年の開幕戦でも、王メイエン九段に快勝、、、ほぼ完勝の内容でした。
そして、今日のNHK杯囲碁トーナメントで不思議なテロップがながれました。
*本木七段は現在は八段になりました。
え??なに?なんで??
いくら活躍していても八段になるのはかなり時間がかかるのですが、、
いったい、何があったのでしょうか??
すぐにわかりました。
日本棋院のページで発表されていました。
なんと、本因坊戦の挑戦者になったのです。
本木、初挑戦!【第72期本因坊戦挑戦者決定リーグ最終一斉対局】
http://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/72_9.html
本因坊文裕(井山裕太)への挑戦権を争う第72期本因坊戦挑戦者決定リーグ(毎日新聞社主催)の最終戦一斉対局が4月6日に日本棋院東京本院(結城聡九段―三谷哲也九段戦は大阪の関西棋院)で行われた。
果、5勝1敗でリーグ首位を走っていた本木克弥七段が、4勝2敗で追っていた黄翊祖八段に白番中押し勝ちし、リーグ成績6勝1敗で挑戦を決めた。本木は自身初の挑戦手合出場。規定により7日付で八段昇段となる。
いや、これはすごい..
本木さんが本因坊リーグで順調に白星を重ねていたのは知っていましたが挑戦者に
なるとは快挙です。
秒読み係から、本因坊の挑戦者へ、、驚速の進化ですね。
プロ野球でいえば、球場内でボールボーイをやっていた人が数年後にプロ野球選手になって、ホームラン王のタイトルを獲得するようなものでしょうか。
井山本因坊とのタイトル戦、楽しみにしています。
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