何を引き寄せているか

何を引き寄せているか。

外側に現れる世界は100%自分の内面が物質化した物ですが、3次元は波動が重く、思考が現実化するまでに時間差が生じます。
その為、数年前や数十年前に放ったネガティブ波動が戻って来る場合も有ります。とっくに本人は忘れているので「何でこんな目に遭うんだ」「自分は不幸な星の下に生まれた」と嘆きますが、嘗て自分が出したエネルギーが今になって跳ね返って来ただけです。不幸な星など存在しません。星に失礼ですので止めましょう。

私達は目に見える現象に振り回されますが、物質世界は鏡に映ったシャドーです。外側を変えようとするのは、鏡を覗き込み、寝癖が付いているのを見て、鏡に向かってヘアスプレーを吹き掛けている様な物です。
直すべきは自分の頭で有って、鏡では無いのです。

エネルギーは、跳ね返って現実化した時点でゼロポイントに戻ります。つまり外側に見えている現象世界は力を持ちません。外側に見える物質世界は、自分が放った波動の正体を見せている鏡に過ぎません。気に入らない現実が見えているのは、寝癖が付いている姿が映っているのと同じです。直すべきは自分の波動です。

しつこい位に繰り返しますが、波動が先、現実化は後です。今この瞬間に放つ波動が、同じ波動の現実を引き寄せます。
目に見える現象世界を見て不安・心配・恐怖の波動を出せば、更に不安・心配・恐怖を煽る世界が現実化します。

姉妹で世界を旅して回った、あーす・じぷしーのお２人が旅先で資金が底を尽きそうになった時、「なけなしのお金で素敵な喫茶店に入り、２人でワクワクして旅行資金を引き寄せた」と言うエピソードが有ります。
引き寄せの法則を心底確信しているからこその判断ですが、エネルギーには嘘が通用しないので、少しでも引き寄せを疑う気持ちが混じっていると、なかなか思い通りになりません。

全ての答えは内側に存在しています。外側は、内面の投影に過ぎません。
お金に不安を抱いていると、更に不安を掻き立てる現実を引き寄せます。
怪我や病気を心配していると、事故に遭ったり入院したりします。
人間関係に恐怖心を抱いていると、対人トラブルを引き起こします。
問題は決して降って湧いた訳では有りません。全て内面のエネルギー状態が映し出されたに過ぎません。

無一文になり掛けて尚、ワクワク出来るあーす・じぷしーの様になるには度胸が必要ですが、引き寄せ上手な人の成功例を沢山読んだり、実例を目にする事で「引き寄せられるんだ」「出来るんだ」「大丈夫なんだ」と言う確信を潜在意識にまで浸透させる方法が、ビジネス書やセミナーでは良く用いられる手法です。

良い気分になってるつもり、ワクワクしてるつもりでも、実際は不安・心配・恐怖が心の奥底に潜んでいれば、ネガティブ世界が現実化します。
自分は本当は何を考えているのか、本音ではどう思っているのか、心の声を正確に把握すれば、自分が実際は何を引き寄せていたのかが判ります。
その為に瞑想が有り、自分の気持ちと正直に向き合う静かな時間が大切だと、昔から聖人・賢者が教える理由がここに有るのです。