mixiユーザー(id:10564771)

2017年04月05日14:11

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オグリキャップの最後のレースで奇跡は起きた。

もう力も落ちて、とても勝つことは出来ない。
誰もがそう思っていた。
最後のレース、有馬記念。
武騎手はレース前にオグリキャップに声をかけたという。
すると、オグリキャップはいななきで答えた。

いよいよ最後引退のレース、誰もが勝つとは思っていなかった。
でも心の中ではオグリキャップに勝って欲しい。
一瞬でも夢を見せて欲しい。
そう誰もが思う競馬場は入りけれない程の人々がオグリキャップの最後のレースを見届けようとしていた。

G1のファンファーレのあと、ゲートに入り、レースが始まる。
オグリキャップは中団からレースを勧め、第4コーナーを過ぎたところから、武騎手が仕掛ける。
オグリキャップがどんどん伸びる。
それまでの不調をすべて消すような見事な走りだ。
ゴール寸前、メジロライアンと争うが、見事に差し切り、有馬記念を制し引退するのだった。
場内の16万の観衆のオグリコールは、競馬場を揺れうごす程の声援となる。
鳴り止まないオグリコール。
ウイニングランをして別れを告げるオグリキャップ。
奇跡を起こしたこの馬は日本国民に夢と希望を与えた。
出自は、地方の生え抜き、決して優秀馬とは思われなかったオグリの伝説の物語だ。

そしてオグリキャップの唄というCDが発売された。
名曲なので映像とともに紹介します。





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