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2017年04月05日12:02

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【映画】 ブルー 初めての空へ 【☆4.3】

※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【ブルー 初めての空へ】 (DVD)
2011年
総合評価 3.9 → ☆4.3

「シナリオ」 (1.0) … 3 → 3
「演出全般」 (1.2) … 4 → 4.8
「心理効果」 (1.5) … 4 → 6
「視覚効果」 (1.1) … 5 → 6.6
「音響効果」 (0.9) … 5 → 5.4
「教養/啓発」 (0.8) … 2 → 1.6
「俳優/声優」 (0.7) … 5 → 4.2
「独創性」 (0.8) … 3 → 2.4
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【ストーリー】
リオに住んでたけど密猟者のせいでミネソタに連れてこられて幸運にも優しい女性に拾われて成長した青い♂インコ・ブルー。リオからやってきた鳥類学者によって、絶滅危惧種であり、最後の生き残りの青♀インコとツガイにさせられる為にリオに帰郷。そこでは絶滅危惧種を狙う犯罪集団や陽気な仲間達が待っていた。
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≪キーワード≫
アメリカ アニメ 鳥類

【魅力】
・音楽
・映像
・声優
・HipHop感
・笑える
・恋愛描写

【不満】
・邦題

【印象に残ったシーン・台詞】
「それは心で決めたことだ、頭じゃなくてね」
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【少し突っ込んだ感想】
鳥類がメインだけど他の動物や人間も絡んでくる。設定だけみると有りがちなCGアニメに見えるかも知れないけど、サンバとHipHopが融合したようなクラブ音楽とダンスのクオリティの高さが他のCGアニメとは一線を画しているとは思う。

主人公のインコはインテリだけど温室育ちのせいで飛ぶことすらできないインコで、戦闘も出来ずダンスのノリも悪くて不器用で、現代社会のオタクのメタファーと考えられるが、そんな彼でも意中の♀鳥をゲットできているので男性的に救いがある。

他の脇役キャラもかなり魅力的なキャラが多くて、作品全体に浸透するHipHop的なノリが観ていて楽しい。悪役の鳥も中々良い味を出している。かなり凶悪な外道なのだけど、ギリギリ憎めなくて悪のカリスマ性のようなものを発揮していた。何より歌が上手くて、恐らくそのへん評価が高かったのか、続編で更なる活躍を見せることになる。

主人公の声優がジェシー・アイゼンバーグで、ヒロインの声優はアン・ハサウェイ。どちらも非の打ち所が無かった。ヒロイン含む登場人物は相当歌が上手かったけど、主人公は設定上歌う機会が無かった。尤も、アイゼンバーグが歌うイメージなんて沸かないけど。ミュージカルなのに主人公が歌からは程遠いようなオタクな設定なのがこの作品の魅力の一つだと思うし、その意味でも適役だと思う。


【蛇足】
原題は「Rio」なのに邦題は「ブルー」。主人公の名前がブルーなのだけど、根本的に陽気な映画なので、ネガティブな意味も含む「Blue」なんてタイトルは敢えて避けたのは素人でも想像がつく。なぜシンプルな原題を変えてまで、わざわざこんな邦題にしたのだろうか?そもそも大して上映すらしてないのに。このタイトルに決めた人に純粋に根拠を聞いてみたい。


参考動画(少しネタバレになるかも)
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=zTlfN8HuEJA
https://www.youtube.com/watch?v=Gt4t3ZZsAnQ&t=35s
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