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2017年04月04日20:19

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美しさよりも熱

ジャンプ18号付録、『ヒロアカ』ブックカバーにファン歓喜「今出てるコミックス全部にこのカバーつけたい!!」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=4511683

「週刊少年ジャンプ」
日本を、いや、世界を代表する漫画雑誌である。
『アラレちゃん』『ドラゴンボール』の鳥山明、『シティーハンター』『キャッツ・アイ』などの北条司などなど数え切れないほどの大ヒット漫画が連載されている。
近年でも『NARUTO』や『暗殺教室』、現在でも『僕のヒーローアカデミア』『食戟のソーマ』など連載されている。

私の子供のころからジャンプはあった。
ネットのない時代は、それこそ、月曜日になればジャンプを心待ちにしていた少年・少女は多かった。
しかし、最近のジャンプを見ていると何か物足りない。

「レベルが下がった」と評論家じみたことを言いたいわけではない。
ただ、「読みたいか?」と問われれば「いいえ」と即答できる。
何故だろう?

正直、読む気がしないのだ。
いや、面白い作品はある。
ただ、北斗の拳などのように『読みたい』と思わせるものがない。

『北斗の拳』の原作者は色々なインタビューで「自分は前に打ち切りに合いトラウマになった」みたいな話をしている。
実際、宿敵だったシンを倒すまではかなり計算されていて読者を引き込む。
しかし、その後がケンシロウは放浪する。
同時にそれは、読者も原作者も編集者さえも放浪することを意味していた。
やがて、ケンシロウの前にラオウという魅力的なキャラクターが登場する。
俄然、物語は盛り上がり、読者は熱狂した。
事実、現在でもラオウは当時のファンから「拳王様」と呼ばれているほどだ。

翻って、今のジャンプ作品を読む。
非常に計算されている。
逆に言うのなら予想外が起こりにくい。

料理で例えてみよう。
今のジャンプはカロリーも分量も味も市場調査(マーケティング)され非常に上品にまとまっている。
もちろん、画力だって上がっている。
ただ、昔の人間(=私)からすると、カロリーも分量も味も度返しのがっつくような作品も読みたいのだ。

リリエンタール・・・・・・・

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