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2017年03月30日09:11

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嘗ての「道路特定財源」のような目的税かなと

教育無償化へこども保険を提言
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4502358

どの子も極力「親の経済力」に左右されないで(子供自身に経済力が無いのは前提)必要な教育を受けられる環境・制度を整えることは絶対に必要なことだと考えます。
しかし、社会保険によるのは如何なものかと。
記事中にありますが、保険はあくまでも「将来の不確定要素に対する給付」が前提で、不払いだと給付が受けられず自分に不利益になるから保険料を払う、という基本的な構造があります。
しかし、教育無償化の財源となると、誰を受益者と考えるかにもよりますが、「保険料を支払う」時期には既に給付は終わっているし(むしろ問題になっている「奨学金の返済」と同じ位置付け?)、「子女に教育を受けさせる親」だとしても、最早そんな時期は過ぎた中高年や「将来に亘って子供は持たない選択を行う」人も存在するわけで、何れにしろ「将来の給付に係る不利益」の要素が無い人の「不払い」が多発して、保険制度としては成立しがたいのではないかと考えます。

そう考えると、結局穫るところは同じでも、教育無償化の財源はやはり「税」という理屈によるほか無く、かつての「道路特定財源」のような目的税という手段も考えられるのかなと思います。
但しその場合、道路特定財源が「利権」として批判された過去をしっかり振り返り、その二の舞にならないようにしなければならないと考えます。
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